JCBプラザでインターネット

JCBプラザ

 一旦部屋に戻ると息子が眠いと言い出した。いつもなら午後はビーチに行って軽く泳ぐのだが、先ほどの散歩が効いたのか、すぐにベッドで眠ってしまった。

 この間に日本に電話。電話はいろいろな方法があるが、一番安いのが成田空港で売られているプリペイドカードを使う方法だと思う。1000円でハワイから日本まで約30分通話できる。ただし双方がインターネット環境にあれば、それが一番安くなることは間違いない。

 1時間ほど寝て4時近くになったので一旦息子を起こしてみるが、かなり眠い様子だ。連れのYも眠そうな顔をしている。午前中に軽く昼寝をした私は元気だったので、一人でJCBプラザまで行ってみることにした。ぶらりぶらりとワイキキの街並みを見ながらクヒオ通りを進む。

 昨年お世話になった「ココ壱番屋カレー」のお店がなくなったようだ。和食では有名になった「めんちゃんこ亭」の角を左に曲がり、通りを横断するとワイキキ・ショッピング・プラザの建物である。

 ちなみにこの「めんちゃんこ亭」だが、出来た当時は安くておいしい居酒屋料理が揃っていたが、最近は有名になったせいか高くて凝った料理が出るようになった。

 シンプルで安い日本料理を好む我が家の方針とは相容れなくなったため、今年は遂に一回も行かなかった。ただし従業員には日本語が通じるし、味付けは純日本風なので、ワイキキ近辺では入りやすい店の一つだと思う。

 さて、ショッピングプラザの半地下には多数の飲食店がオープンし、ひところの寒々しい雰囲気がうそのように賑わっている。エスカレーターで3階にあがり、最近良く日本でも宣伝されている「ビッグ・カフナ」とかいう、インターナショナルマーケットプレイスのミニチュア版のようなところに行くが、あまり面白くない。宣伝だけが先行している感じで人も少ない。一回りしてすぐに2階に戻りJCBに入る。

 入り口の受付でJCBカードを渡し、インターネットを使いたい旨を告げる。コンピューター横のスライドにカードを通せば、30分2ドルという比較的安い値段でインターネットが使える。

 早速メールと掲示板のチェックだ。必要なメールを送り、掲示板に書き込み、時間を見るとすでに20分が経過している。あとは適当にハワイ情報を拾ったりする。聞くとはなしに聞いていると受付でたくさんの人が本当に様々な質問をしている。

クヒオビーチのサンセット
 「ある場所へのバスの行き方が分からない」「チップはいくらぐらい渡すの」「ここまでタクシーで行ったらいくら」「レンタカーはどこで借りればいいの」思わず吹き出してしまうような珍妙な質問もあるようだが、受付のお姉さんはあくまで誠実に対応している。

 日本でもう少し下調べをしてきたらどうですか、というような質問が多いのが残念だ。人任せの旅行で、現地に着いてからあれこれ悩むのでは時間的にもロスが多くなる。ただし便利であることは間違いない。

 帰りがけにABCで予定通りバドワイザー6本セットを5.6ドルで購入。日本円なら650円。1本110円弱。これもセールス品だが、郊外のスーパーでは24本セットでもっと安く売っている。部屋に戻って早速マウイチップスを食べながらビール。これがうまい。さすがに息子も起きていた。


ビーチへ散歩

クヒオビーチのサンセット ほろ酔い加減でクヒオビーチへ散歩。私はサンセット見学、息子は防波堤のカニと遊び、Yはクヒオビーチフラショーを楽しむ。三者三様であるが、それぞれ同じ場所で楽しめる事があるのがハワイらしい。

 ちなみにハワイではビーチではアルコールは飲めない。にもかかわらず、ビーチでビールを飲みながらフラショーを見学していた日本人グループがいたことをYから聞かされた。ポリスに見つかれば罰金ものである。

 8時ごろ部屋に戻って遅めの夕食。食後は時差ぼけを解消するために早々と寝ることにする。10時就寝。いよいよ明日から本格的なハワイライフの始まりだ。



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