MeBBQで昼食後フードパントリーで買い出し

Me BBQ

Me BBQ
 店の前の壁にメニューがあるので、ここで「サニーズ・スペシャル」というものを選ぶ。牛、豚、鶏肉と4種類の野菜、これに2カップのごはんと餃子?2個がついて9ドル。

 家族3人ではちょっと物足りないが、初日の昼なのでまだそれほど腹が減っているわけでもない。これに飲み物をつけて計10.5ドル。

 チキンはいつものように甘く味付けがしてあり、肉も柔らかいので、息子のお気に入り。息子はハワイに来ると、食事のたびに「チキン、チキン」と叫ぶようになってしまった。牛は骨付きの肉。

 折りしも日本では牛肉輸入再開となり、再びBSE論争が勃発しているようだ。日本にいるときは、確かにできれば食べたくないなあと思っていたが、ハワイに来ると牛肉は当たり前のようにごろごろ売られているのでガードが甘くなる。

Me BBQのサニーズスペシャル
左が豚肉のピカタ風?右が牛、この下
に大量の鶏肉が埋もれている

 一度食べてしまえば、後はもう歯止めが無い。確率的にBSEで死亡するのと交通事故で死亡するのと自然死と、どれが一番大きいのか考えてしまう。

 まあ出来れば物騒なものは避けておきたいと思うのが人情だが、巷に物騒なものは溢れている。牛肉を避けて、食品添加物は気にしないというのも変だし、残留農薬があるかもしれない野菜も日常的に食べている。放射線だってわずかに浴びているし、ハワイに来ればかなり強い紫外線にもさらされる。

 天変地異で死ぬ確率もある。どれが一番大きい確率で、どれが一番避け易いのか、マスコミもいたずらに雰囲気で報道しないで、科学的な実証データを示してもらいたい。

 ともあれ、ここのBBQはうまいと思う。あえて言うならば豚肉のピカタ風の味付けがほとんど無いので物足りない感じだ。また付け合せの選べる野菜の中に豆腐があるが、これは食べる人が少ないのか、ちょっと古い感じがした。

 おいしかったのは定番のポテトとマカロニ。ブロッコリーも試したが、強い日光を浴びているせいか、緑が濃く、作りがしっかりしているので硬い感じがする。キムチ関係は、好き嫌いが激しいが、Yに言わせると「うまい」とのことだった。

 なお店頭にいるおばさんは、英語が下手でも笑顔で誠実に対応してくれる。これも行きやすい店になる大きなポイントだろう。結局ここには滞在中3階も通ってしまい、おばさんに顔とメニューを覚えられてしまった。


フードパントリー

 食後はいったんビーチ沿いに出て、ハワイに来た実感を楽しむ。日本では絶対に見られないグラマラスなお姉さん方が、ビキニでカラカウア通りを歩いている様子は圧巻だ。ついつい目がそちらに向いてしまう。

 一方これも絶対に見られない、信じられない太り方をしたおばさんたちが、肉を波打たせながら歩いている様子も印象深い。一方男性のほうは筋肉むきむきの格好良いお兄さん方と、腹が異様に突き出たおじさんたちが目立つ。いずれも欧米系とポリネシア系であると思うが、この中に日系や日本人たちが混じって歩く様子は、まさに人種の坩堝と言われる所以だ。

 ビーチをはなれフードパントリーに向かう。行く先々で道を渡るとき、必ず車が止まる。初めてのハワイでは本当にびっくりした。日本では絶対にありえないので、つい日本人は車に道をゆずろうとして、運転手から早く行きなさいと促される。しかも車を停めてしまった引け目まで感じてしまうので、走るように歩いてしまう。

 この習慣は、レンタカーを借りたとき注意を要する。欧米人の歩行者は、車の方が停まると思っているので、結構危険な横断をする。横断歩道で人が停まると思ってアクセルを踏むと、思わぬ交通事故に発展する恐れがある。

 フードパントリーはワイキキのど真ん中にある便利なスーパーであるが、郊外のスーパーに較べると価格が若干高めに設定されている。しかしレンタカーを使わずにコンドで暮らす旅行者にはかけがえのないスーパーである。ここでとりあえず数日分の食料を確保する。あとはレンタカーが来たとき、旧ダイエー現ドンキホーテで購入の予定だ。

 食料の内訳はパンやマーガリン、ハムやソーセージ、コーヒー(たまたま3個で10ドルというセールをやっていたので迷わず購入。最近コーヒーは一袋安いものでも3.99ドルとなっている)、定番のグアバジュースを2個(これもセールで2個3ドルといううれしい価格。普通は一個2.5ドルぐらいだ)、おかずの牛肉等を購入して全部で約42ドル。欲しいものがセールスの対象になっていたら迷わず購入すべきだ。ビールも買いたかったが重くなるので、夕方ABCで買うことにした。



JCBプラザ


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