第13日目 最後に色々な店へ

ケオニ

 いよいよゆっくり出来る最後の日だ。さすがに冷蔵庫の中身も少なくなってきた。朝食は残っている食材を考慮して「ケオニ」で摂る事にした。バニヤンから一旦ビーチに出て、カラカウア通りを散歩。それからケオニに向かう。入り口でメニューを確認。パンケーキ3枚と卵で構成されるアーリーライザーを二入分、これに飲み物をオーダー。例によって息子の分は、我々夫婦の分から1枚ずつ分ける。注文して食べている最中にもどんどん客が入ってくる。いつものように欧米人が多い。

 パンケーキはエッグスンのものほどしっとりしていない感じがするが、これはこれでうまい。接客サービスもホテル併設レストランだけあってしっかりしている。テーブル間も広く、オープンエアなので、客の話し声が分散し、落ち着いて食べる事が出来る。ワイキキのどの場所からも歩いてくる事が出来るので、ここを利用する価値は大きいと思う。

クヒオ・ビーチ

 8時半に一旦部屋に戻る。ゆっくり出来る最後の日なので、連れはコミュニティセンターのフラレッスンへ。私と息子はビーチへ。午後は合流して大好きなワードエリアに向かうことにする。早速部屋で着替えてビーチへ。

 さすがに朝が早いせいか人が少ない。水もきれいだ。潮も引いているので、波除けの堤防まで行く事が出来る。この近辺に静かに近づくと、けっこう魚がいる。

 今回のハワイ旅行では、撮りっきりの防水カメラを一つ購入して持っていった。果たして水中の魚が写るのか、ちょっとした実験だ。結果は失敗。水中ではピントが甘くなるし、魚もしょっちゅう動いているので、撮り難いこと夥しい。

 どうやらこのカメラは水中の写真を撮るために作られたのではなく、海水浴に行って水がかかっても大丈夫なように作られたカメラだという事が分かった。まあそれはそれとして、息を止めてちょっと潜る練習にはなった。もう少しうまくなったらシュノーケルにも挑戦しようと思う。

タクシー予約

 一旦部屋に戻り連れの帰りを待つ。この間に、明日空港までどうやって行くか考える。もっとも手軽な方法はバニヤンのロータリーにいつも数台停まっているタクシーを利用する方法だ。ただしこの方法がもっとも高くつく。チップを入れて35ドル前後だろう。

 次にシャトル。エアポートシャトルが代表的だが、その他にいろいろな業者がある。だいたい1人8ドル前後だ。他にもいくつか選択肢があるが、今年はタクシーを使うことにした。何故かと言うとシャトルバスは、他の乗客と相乗りになるので所要時間が正確に予想できないからだ。タクシーなら自分たちだけで行けるので、だいたいワイキキから30分弱で空港までいける。

 ただしバニヤン前のタクシーは使わない。いろいろなフリーペーパーを見比べて、タクシーが使えるものを探した。ところが日本語のフリーペーパーにはオプショナルツアー会社がいくつかチャーターと称して扱っているだけで、タクシーのクーポンは見つける事が出来ない。それに対して英語版のほうは、一つのフリーペーパーにシャトルも含めて少なくとも3つぐらいは掲載されている。値段も結構幅がある。

タクシークーポン

 英語なのでどの業者を使うか迷うところだが、毎年来ているので、なんとなく業者の名前も覚えている。その中で「I DO CAB」という業者を選択した。値段が安かったのと、クーポンの一部に日本語表示があったからだ。

 早速電話をしてみた、と言えれば格好いいのだが、やはり電話で英語をしゃべるのは不安だ。日にちと時間、人数、名前、宿泊場所を告げて空港まで予約したいと告げればいいのだが、そんな簡単に文章を作ることは出来ない。というわけでちょっとメモ帳を用意して、こちらから一方的にしゃべる内容をメモする。

 そこまで準備をしてから電話だ。相手はおじさんだった。日本語は分かるかと一応聞いてみたが、もちろんダメ。そこで用意したメモを元に、先ずは明日の朝、タクシーでバニヤンから空港まで行きたい旨を告げる。

 後は出たとこ勝負だ。といっても難しいことは聞かれない。人数を聞くのに「How many?」とか、「name?」とか言ってくるだけなので、まあなんとかなる。それでも緊張感で声も思わず上ずってしまうのが情けない。

ワードへ

 無事電話を終えてほっとした所で昼食時間。今日は夜はちゃんとしたレストランでたっぷり食べようという計画にしたので、昼間は軽く済ますことにする。相談の結果、ハワイでは滅多に食べないハンバーガーに決定。いつもクヒオビーチに行くとき見かけている「バーガーキング」へ向かった。アメリカ人はこのハンバーガーが大好きなようだが、我が家はそれほど魅力を感じない。今回は軽く安く食べるということで利用した。味は普通。可もなく不可もなくだ。

 再びクヒオ通りに戻り、バスでワードエリアに向かった。ワード着、1時。たっぷり遊べそうだが、午後一杯ショッピングというのは我が家には不可能だ。そこで映画館をチェック。2時10分から夏休みの子供向けの「スカイハイ」が上映される事が分かったので、英語でもなんとかなるだろうと考えチケット購入。大人1人6.75ドルだから、やたら安い。これは4時半前に入場するときの特別料金のようだ。

 まだ始まるまで1時間ぐらいあるので、例によってD&Bへ。時間を少しつぶして映画館へ。映画はなかなか面白かった。ミュータントの子供の学校の話だ。いずれ日本にも来ると思うので、楽しみだ。



ライアンズ・グリル


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