コ・オリナ・ラグーン
車を停車し、着替えもせずに、先ずはラグーンがどんなところなのか見に行った。車からは30mぐらいで全景が見渡せる。行ってみて驚いた。ともかく美しい。これは感動ものだ。
きれいな海、青空、点在するちょっとハイソな人々(そのように見えた)完璧なというか絵に描いたような雰囲気だ。これは凄い。語彙が不足しているので表現がもどかしい。しばし見とれた後、よ〜し、泳ぐぞ!と気合が入る。
更衣室兼トイレが左側に見えたので、早速着替え。ちなみにこの更衣室兼トイレも、アラモアナ辺りのものとは違いかなりきれいに掃除されていた。この広大なラグーンに、50人ぐらいの人が点在している。従ってこの更衣室を利用する客も限られている。
ラグーンそのものの大きさは、両端まで歩いていける大きさだ。アラモアナBPの先端にあるラグーンとほぼ同じ大きさだ。中央から両翼までそれぞれ100mぐらいだろうか。透明度は抜群だ。ゴミなんかまったく落ちていない。
胸ぐらいまで水に入っても、足元がはっきり見える。時折頭上をホノルル空港に離発着する飛行機が飛び交うのも、なんともリゾートっぽい。
波はラグーンなのでまったくない。ラグーンで入り口付近には磯があるので、シュノーケルも出来そうだ。ここはレンタカーがあるなら絶対お薦めの場所だ。是非行ってもらいたい。
2時間ほど泳ぎを堪能して、昼食購入のためカポレイSCに向けて出発。名残惜しかった。次回機会が合ったら1日中ここにいようと思う。
昼食はファーストフード店でビーフ&チキンのコンボとスプライトをテークアウト。ハワイアンレールウエーの場所が定かではないので、早めに到着して、その近辺で食べようという計画だ。
やぶ火事
カポレイSCからレールウエイまでは地図を見ると近道もあるようなのだが、通行止めの表示もある。予めインターネットで調べておいた地図でも、この道は指示されていない。
そこでかなり大回りだが、一旦H1に乗ってワイパフまで戻り、そこから指示された道を進むことにした。途中ファーリントンハイウエーとの交差点で道を間違えたりしながら、なんとかレントン通りへ。ここからはほぼ1本道だ。
ところが行けども行けども何の標識も無い。最初は住宅地だったが、やがて何の建物もなくなる。道も最初は広かったが、最後は農道のような道になってしまった。本当にこれでいいのかと、しょっちゅう道を間違えているものだから、かなり不安になった。
結局終点まで行ってしまったが、そこがちょうどレールウエイの出発駅だった。なんだ行ける所まで行けと書いておいてくれればいいのにと地図に対して不満たらたらである。
駐車場には出発40分前に到着したが、すでに結構車が停まっている。30台ぐらいの駐車スペースだ。車を停め、チケット売り場と思しき小さな小屋に向かう。中に入ってチケットを買おうとすると、お姉さんが何やら一生懸命説明してくれる。
最初は観光案内か何かと思ったのだが、なんと山火事のことだった。先日来ニュースで聞いて知っていたのだが、今年のオアフ島はヤブ火事が多いらしい。
で、この火事がレイルウエーの線路際まで迫っているということで、列車は行ける所まで行って、そこから引き返すということを説明して、その条件でよいかどうかを聞かれていたわけだ。
ここまで来て何にも乗らずに帰るより、ともかく少しでも乗る事が出来れば楽しいし、ヤブ火事の近くまでいけるというのも、滅多に遭遇できない体験だ。
OKと答えると、さらにうれしいことに料金は通常大人10ドル、子供7ドルだが、それをすべて一律1人5ドルになるということだ。ちょっとした節約にもなった。早速チケットを購入し、事情を家族に説明し、先ほど購入したプレートランチを近くのテーブルに広げる。