第4日目 事件発生で冷や汗をかく

ヒロハッティ

ヒロ・ハッティ入り口
 6時起床。今日もハワイらしい良い天気だ。実は最初の数日と後半の数日を除いて天候には恵まれている。6時ごろ周囲が明るくなって目を覚ますと、ベッドから朝焼けが見える。これは美しい。

 サンセットは良く見るが朝焼けはそれほど見る機会がない。早速飛び起きてデジカメを持ってラナイで撮影。私の動き出す音に家族も目を覚ます。

 目玉焼きや豆腐をおかずにした和風の朝食を食べながら今日の予定を考える。息子からはホノルル動物園のリクエストがあったが、空を見るとかなり暑くなりそうだ。炎天下の動物めぐりはかなり厳しい。下手をすると熱中症になる。

 そこでここは例年のように無料のトロリーを使ってヒロハッティに行き、帰りがけにアロハタワーで降ろしてもらうという、ちょっとずるいプランを考えた。手元のフリーペーパーを漁っていると、トロリーの始発はバニヤン近辺で8時40分前後らしい。早速荷物をまとめて出発だ。

 というわけでラディソンワイキキ・プリンスクヒオの前でシャトルを待つ。ここの半地下には、数年前まで中華のレストランがあったが、昨年はコンビニに代わっていた。今年はコンビニもなくなり、空家状態だった。場所柄なかなか良い使い道はないのではないだろうか。ラディソン自体は昨年からの改装が終わったらしく、入り口近辺はきれいになっていた。

 さてトロリーを待つがなかなか来ない。始発なので時間通りに来るかと思っていたがさすがハワイ。妙なところに感心しながら、こちらは無料で乗せてもらう身なので文句は言えず、黙って待つ。8時52分、ようやくマリオットの角からトロリーが現われた。例によって乗客は欧米人が多い。

 およそ20分で到着。これまた例によって貝殻の首飾りをお姉さんにかけてもらう。これもずいぶんたくさんもらっている。中に入って冷たい水を飲み、早速店内めぐりだ。といってもあまり買うものはない。

 連れが帽子を、私が来年用のカレンダーを購入。全部で17.68ドル。10ドルを越したのでちゃっかりクーポンを出してチョコレートをもらう。これも立派な我が家へのお土産だ。

 ちなみに欧米人はかなりここで多量のお土産を購入しているようだ。何が違うのかはよくわからない。あえて言えばほとんどの土産を一度に購入する事が出来るというのが利点かもしれない。金額に応じてクーポンが使えるというのも魅力かも。

 再びトロリーに乗り、運転手のアロハタワーで降りる人、というコールに迷わず手を上げる。他にも何人か降りる客が居た。

アロハタワーの桟橋で魚ウォッチング

アロハタワー

 アロハタワーに来るしっかりとした目的はない。ただ単にぶらぶらしたいだけだ。トロリーを降りると左手にマリタイムセンターがある。(閉鎖されました)若干の入場料を払えばハワイの歴史を学習する事が出来る。右側はアロハタワーである。

 その途中に海がすぐ見える場所があり、この下に多種類の熱帯魚が住んでいる。これが見たかった。早速海を覗くと、いるわいるわ20〜60cmぐらいの熱帯魚がうようよしている。近くに餌を売る機械(今は撤去されました)もある。餌を撒くと日本の池の鯉のように魚が群がる。これは楽しい。お薦めだ。

 続いてアロハタワーに登る。登るといっても階段ではない。旧式の格調高いエレベーターだ。昨年はセキュリティの人に所持品のバッグを等を開けられたが、今年は特に問題なく通過。上からの景色は見慣れたものだが、初めての人は感動するだろう。折りしもハワイ諸島をクルーズする豪華客船がすぐ横に停泊していて、タワーからはその威容がよく見えた。 

アロハタワー展望台からダイヤモンドヘッド方面

 タワーを降りて若干休憩することにしてフードコートへ。このフードコート、あまり目立たないが、この近辺でプレートランチ等を食べて食費を安くするつもりなら利用価値が高い。

 アロハタワー2階にはJTBの受付所があり、早朝到着の日本人観光客が滞在中の注意事項を説明され、その後ウエルカムランチを摂ることになっているらしく、あちこちのレストランにミールクーポンの表示が出ている。

 それはそれで別に構わないのだが、あまりに日本語が多くなると旅行気分がそがれる部分もある。フードコートではあまり日本人は見かけないし、注文も英語しか通じない。

 というわけでサブウエーでスプライトを注文。適当なテーブルに陣取って一休みだ。一休みしながら昼食をどうするか考える。選択肢は三つ。

 アロハタワーのレストラン利用、ワイキキまでバスで戻る、チャイナタウンまで歩く。折角ここまで来たんだからということでチャイナタウンに決定。チャイナタウンからならバスでワイキキの戻るのにも都合が良い。

 とここまでは順著だったのだが・・・。



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