第2日目 バスパスを使ってワードへ

朝食

 6時15分、自然に目が覚めた。カーテンも窓も開けて寝ているので朝日というか朝焼けがまぶしい。山側の部屋なので、朝日をもろに浴びる。おかげで時差ぼけがあっという間に解消できた。

 連れや息子はまだ寝ているので、一人でクヒオビーチ方面へ散歩。ハワイの朝は本当に気持ちが良い。オフア通りを真っ直ぐ南下すればすぐにビーチだ。すでに歩いている人、走っている人が大勢いる。この時間ですでにサーフィンをしている人がいるのだから驚きだ。

 ぶらりぶらりとカラカウア通りを歩き、いつもの堤防へ。ここから眺めるワイキキの街並みと、堤防横の魚たちが懐かしい。波がそこそこあるので、ブギーボードも盛況だ。ハワイにまた来たんだ、という実感に浸れる瞬間だ。

 部屋に戻ると連れや息子も起きていて朝食の準備が始まっている。コンドミニアムなので、いつも食事は自炊が主体になる。いわゆる有名人が良く行く店、というキャッチフレーズがある店には最近はほとんどいかなくなった。やたら値段が高いからだ。安く長期の旅行をするためにはいろいろ工夫が必要だ。

 コーヒーを入れる。といってもフィルターをセットし、適量の粉と水を入れ、後はスイッチを入れるだけだ。ハワイに来ると何故か料理の出番が増える。この日は目玉焼きも作った。フライパンはテフロン加工なので、ほとんどくっつかない。卵さえ割れれば誰でも作れる。もっとも火加減は大事だ。

 といってもハワイの加熱はすべて電気なので、焦げ付かせることは滅多にないが、スイッチを切っても余熱で焼きすぎてしまう事はある。これに昨日のチリズの残りとパンを焼いて朝食の出来上がり。食後はグアバジュースやパイナップルを食べる。簡素だが果物摂取の効果は大きいと勝手に判断している。

バスパス

 本日の予定だが、実はほとんど予定は立ててこなかった。まあ毎年来ているので、なんとなく行動パターンは決まっている。この日は家族誰もがそれぞれ関心を持っているワードエリアに行くことで意見が一致。

 私はクレージーシャツアウトレット、連れはショッピング、息子はD&Bだ。とりあえずバニヤンを出発し、ABCで4日間バスパスを購入。購入するまでまったく知らなかったのだが、以前は買う事が出来た子供用のバスパスがなくなってしまった。乗るたびに1ドルを用意しなくてはならない。面倒なことになった。

 ABCのおばさんが、子供用のバスパスはなくなったので1ドル払わなければならない、ということを早口の英語で教えてくれたのだが、なんせリスニングは難しい。ともかく子供は現金が必要だ、ということだけが理解できた。

 それにしても英語が分かろうが分かるまいが、なぜみんなあんなに早口なんだろうか。日本人が欧米人に日本語でたどたどしく尋ねられたら、ゆっくり分かりやすい言葉で答えると思うのだが、そうゆう配慮をまったく感じない。もしかしてすごく鈍感?言葉が悪ければ大雑把?

クレージシャツアウトレットのTシャツ
クレージシャツアウトレットのTシャツ

 ともあれ無事バスパスを購入し、使用する該当日の日付をこする。これで後はこれを運転手に見せればどこでも気軽に行ける。

 クヒオ通りバス停から20番バスに乗車。ちなみにワードはアラモアナの西のはずれを過ぎて二つ目の停留所がボーダーズ前になる。停留所のアナウンスはほとんどないので、初めて乗る人はハラハラドキドキもんだろう。

 途中ワイラナコーヒーハウス前を通過したが、朝から大混雑のようだった。

クレージーシャツアウトレットでTシャツ購入

 10時、ワードエリア着。交差点を渡り、早速クレージーシャツアウトレットへ。たまたますべての商品が25%引きのバーゲン期間中で、家族それぞれ1枚ずつTシャツを購入。3枚で25.79ドルは、ものがいいだけにお得感がある。

 買い物好きならこのときとばかりに10枚ぐらい買い込むのだろうが、我が家はそこまでの気合はない。

 ちなみに最近私はハワイの州魚?であるフムフムヌクヌクアプアアに凝っているので、迷わずこの絵が描いてあるものを選んだ。これは息子とお揃いになった。

 写真では図柄があまりはっきりしないが、背中にはでかでかと魚が描かれている。日本で着るにはちょっと恥ずかしいぐらいの図案だ。



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