食事をした店(マウイ島)

クラ・ロッジ

クラロッッジの店内
クラロッッジの店内
クラロッッジのチキンサンド
クラロッッジのチキンサンド
クラロッッジのオニオンスープ
クラロッッジのオニオンスープ
クラロッッジの飲物
クラロッッジの飲物

 フローラル・ガーデンでゆっくりしていたらいつのまにか昼時になってしまった。

 フローラル・ガーデンからハレアカラ山頂までの間に基本的に食事が出来る場所はこのクラ・ロッジ以外になさそうだ。

 無理にハレアカラに登って、急遽戻ってくることも考えられたがあまりにせわしない。

 というわけで走行中、このクラ・ロッジが見えた瞬間迷わず駐車場に飛び込んだ。女房にとっても入ってみたかったレストランの一つだったそうだ。

 駐車場からレストランに入るといきなり8畳ほどの空間が広がり、趣味の良い絵が飾ってある。

 落ち着いてちょっとリッチな雰囲気を感じた。となるとメニューの値段も思惑通りではないかもと多少びびりながらドアの前に広げてあるメニューを覗き込む。

 確かにちゃんとした料理をオーダーすればかなりの額になりそうだが、軽食と飲み物ならなんとかいけそうだ。早速店内に入ると窓際の席に案内してくれた。

 窓の外はなだらかな斜面で、緑が続く。先のほうに目を向けるとどうやらキヘイの町が見えているようだ。

 双眼鏡を取り出しのぞいてみたが、それらしいコンドが見えるだけでさすがに識別までは出来なかった。その先には海が広がり、ともかく素晴らしいの一語に尽きる景観だ。

 目をメニューに戻して注文したのはチキンサンドとオニオンスープ(女房のたっての希望)、これにコーヒーとレモネードを付けた。

 少ないように思えるだろうが、ちょっと女房、子供が体調を崩し気味だったので量を控えることにしたのだ。

 チキンサンドはいわゆるサンドイッチをイメージして選んだのだが、出てきたのはハンバーガー。最もチキンはうまくでかかった。

 オニオンスープはちょっと辛目の味付けだったが、妙に高原の雰囲気とマッチしていた。

 これだけ食べてチップを含め27ドル。やはり高い。しかし素晴らしい景色を見ることが出来たのでよしとするべきだろう。

 帰りがけに入り口のところで記念写真を撮ろうとしていたら、ちょうど居合わせた日系人の家族連れのおばちゃんが、頼みもしないのに、写真を撮って上げましょうか、と声をかけてくれた。

 ありがたく善意に甘えることにしたが、今考えるともっといろいろなことを話せばよかったと悔やまれる。



マウイ島レストラン(その2)


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