宿泊および車椅子利用で困ったこと

宿泊

 我が家の場合は車椅子利用というものの、多少は歩けたので室内ではほとんど不便を感じませんでした。ワイキキバニヤンの場合、出入り口のドアの幅は車椅子でも問題ありませんでした。

 いつも利用しているワイキキ・バニアンは入り口付近にカーペットとの仕切りがあって、この近くにいつも靴を脱いでいるので、その片隅に車椅子はたたんでおくことが出来ました。ホテルの場合はもう少しスペース的にきついかもしれません。

 面倒なのは他の人とかちあうエレベーターです。やはり車椅子は場所をとるので、乗り降りに気をつかいました。

 しかし一般的には皆さん親切で、だいたい誰かがエレベーターのドアを押さえてくれ、乗っている人は隅に避けて車椅子が乗る空間を確保してくれます。それでもきついときは、わざわざ降りてきて譲ってくれたこともありました。


空気の補充

 一番大きな問題は、タイヤのバルブの形状が日本とハワイでは違うと言うこと。つまり日本の車椅子をそのまま持ち込むと、空気が抜けたとき、空気を補充できないことです。持ち運びできる空気ポンプを持参することをおすすめします。

 車椅子が新品だから大丈夫(我が家も業者からそう言われて安心していましたが)と思っていましたが、結局ハワイに到着して、しばらくして空気が抜けていることに気がつき、大騒動に発展しました。 

 理由は定かではありませんが、車椅子を機内に格納したとき、高空の減圧の影響で空気が抜けたのではないかと推測しています。

 (ジャンボジェットが巡航速度で成層圏を飛行しているとき、機内の気圧は与圧してあるにもかかわらず0.8気圧ぐらいになっています。もちろん外部の気圧はもっと低くて0.2気圧ぐらいです)

 いずれにしても携帯ポンプが必需品です。


荷物

 2008年は大人3人、中学生の子供一人という構成で、車椅子があったので持参する荷物はなるべく少なくするように考えていましたが、それでも中型のスーツケースが2個必要でした。それに手荷物と車椅子となります。

 成田空港までは私のワゴンタイプの車で行きましので、荷物の多さはそれほど気になりませんでしたが、空港での移動がやはり大変です。

 息子が車椅子を押す役を引き受けてくれたものの、残りの荷物を祖母と私が分担し、さらに手荷物は車椅子を利用した私の連れの膝の上に乗せるという形です。

 空港に備え付けてあるカートにすべてを乗せてしまえば、それらをまとめて私が押せばいいのですが、そこに行くまでのちょっとした移動が意外に大変でした。

 ちなみに成田空港のチェックインからホノルル空港の個人出口までは、必要に応じて係員が対応してくれます。


街歩き

 ほとんど問題ありません。ほとんどと書いたのは以下のような問題を感じたからです。

 歩道と車道の境目にわずかに段差のある場所があるので、時折引っかかる。(これは日本国内も同様ですが、ハワイの方がまだ段差は少ないように思います)

 また歩道を横切って駐車場から車が出て行く場合が多いので、それらの車に注意しなければいけないことと、その部分は車道側にゆるいスロープがついているので、手をゆるめて押していると、車道側に車椅子が寄っていきます。これを修正しながらまっすぐ歩道を歩くには結構腕力が必要です。

 さらにワイキキは人が多いので、結構車椅子の足台が前方を歩く人のかかとを直撃しそうになります。特に夜のカラカウア通りの散歩は暗いこともあって、気を使いました。


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