車椅子でハワイ旅行 運搬編

空港駐車場

 車椅子を利用する場合、空港までは車で行かれる方が多いのではないでしょうか。とするとその車の駐車場をどうするかが問題です。

 我が家の場合は空港受け渡し業者を選びました。法律的には認可されていないようですが、実質的に利用する人が多く、長時間の待合いにならない限り空港側も黙認している状態ではないかと思います。

 通常の駐車業者の場合は、車で駐車場へ行き、そこからシャトルバス等で送迎、というパターンです。帰りはこれの逆になります。

 しかしそうすると車椅子旅行社の場合は、余計な乗り降りが増え、体力的にも精神的にも疲れます。また介助者も乗り降りのたびに車椅子の格納やスーツケース等の移動を強いられます。

 というわけで、実際には空港近くの高速のサービスエリアで受け渡し業者に連絡。出発ターミナルに滑り込んで停車。

 すぐに受け渡し業者が現れて車の周りをチェック。予約の確認を行って、そのまま車を移動、という段取りで、およそ5分ぐらいで受け渡しが完了しました。帰りも同じような感じで、受け渡しはひじょうにスムースでした。

 ちなみに利用した業者は「フレンド・パーキング」という業者です。


現地での移動

 私の場合はレンタカーを使いました。もちろんバスやタクシーでの移動も可能だと思いますが、ここ数年レンタカーを使う機械が多かったので、運転にも慣れ、結果的に効率的だと思われたからです。ただ車の大きさをどうするのか迷いました。

 我が家はだいたいダラーを使うことが多いのですが、いつもは一番小さくて安いコンパクトを使っています。

 しかし車椅子を利用するとなると、移動時はトランクに入れなくてはなりません。そうすると空港からの移動のときスーツケースをどこに置くかという問題に直面します。

 また空港からの移動ではなく、通常の移動でも、果たして折りたたんだ車椅子がコンパクトサイズの車のトランクにはいるのかどうか不安でした。こればっかりは入れてみないと分かりません。

 実際に借りたのはコンパクトよりもうワンランク上のミッドサイズという一回り大きな車種ですが、これでもトランクに車椅子を入れるとスーツケースを入れる余地はありませんでした。わずかな隙間に手荷物を入れる程度です。

 我が家の場合は、空港からワイキキまではタクシーを使い、滞在中にレンタカーを使ったため、帰りにスーツケースの置き場が無い問題に直面し、本当に困りました。

 結局シートの方にスーツケースをのせ、その間に人間が挟まるという窮屈な姿勢で帰ることになってしまいました。

 この問題の解決方法は二つです。一つは車種そのものをもっと大きくする。ただし現時点でどのくらい大きくすれば大丈夫なのか不明です。

 もう一つは、空港ワイキキ間の送迎はタクシー、旅行中はコンパクトカーを使うというもの。結局経済性や安全性を考えると、これが一番良い方法に思えます。


バス

 バスについては、車椅子でも充分利用可能です。停留所で待っていれば、バス前方の搭乗口に昇降リフトを出してくれ、乗車後は車椅子1台が充分通れるように通路が設計されています。

 さらにバスの前方右側部分の座席が上に上がり、そこにちょうど車椅子が1台収まるような空間が出来ます。ここに車椅子ごと移動すると、運転手さんがシートベルトを固定してくれますので安全です。

 この間乗客は待たされることになりますが、特にいらだちを示すような人はいません。みんなゆったりと待っていてくれます。降りるときも同じように前から昇降リフトを使って降ります。

 ただ日本人の感覚として、待たせるのは申し訳ないなという思いがあり、我が家はレンタカーを選択しました。


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