航空会社

 ハワイ行きの直行便の飛行機は2016年現在JAL、ANA、中華航空、ハワイアン航空、デルタ航空ユナイテッド航空、大韓航空があります。

 ツアーではこれらのチケットは、航空会社の指定がないもの、日系を指定するもの、中華系を指定するもの、米系エアライン指定のもの、さらに個々の航空会社を指定するものと、いろいろあります。

 当然ながら特定の航空会社を指定するほど料金は高くなります。またこれは当然ですが、日程によっても値段は変わります。ただ日程の設定は、各航空会社で別々の設定なので、Aという日程ならXという会社、Bと言う日程ならYという会社の価格が最安値ということはあります。

 これは特にツアーではなく、個人でチケットを手配するときに、よく調べないと後からもったいないことをした、と悔やむことになります。 

 ただ料金は料金として、ここでは新婚旅行のとして選ぶならどこがよいか、というのが話題ですから、分かる範囲でこれらの会社の特徴を書いてみます。

 といっても私自身が利用したのはJALとANAと中華航空だけなので、後は想像や、ネットで見聞きした評判から判断しています。

 最初に日系ですが、日本航空はさすがに日本を代表する会社だけあって、親切、丁寧です。飛行機も大きく、安心して乗っていられます。(2011年からは燃費向上のため機材はANAと同じ、一回り小さなものになるようです)

 機内食も当然日本人向きにうまく作ってありますが、最近会社全体の経営が怪しくなっているのがちょっと心配です。(2013年には復活しています)

 
マイレージが比較的たまりやすい
ので、ここ数年よく利用していますが、最近ショッピングでの換算率が悪くなりました。

 ANA(全日空)は、これまでもジャンボより一回り小さい機材を使っていて、座席配置は横に2席3席2席となっています。機内食その他についてはJALとほぼ同じです。マイレージも比較的貯めやすくなってきました。

 JAL便に較べると便数が少ないのが欠点です。機内サービスはJALの方が頻繁に動いている感じです。

 中華航空は1日1便です。1便しかないので、中華航空を指定したツアーの場合はスケジュールがはっきりするのが特徴です。また中国の航空会社と間違える人がいますが、台湾の航空会社です。

 フライトアテンダントは中華系の人たちですが、日本語も通じますし、やはりアジアの同胞の顔は、話しかけるのもそれほど緊張しません。(日本人も乗っています)

 機内食はさすがに中華系のものが多いように思えますが、味はまあまあおいしい部類にはいると思います。

 通称チャイナと呼ばれてますが、料金が安いのが最大の特徴かもしれません。機材はジャンボです。(2016年現在新しい機材になっています)

 米系ですが、こちらは機内では英語が主流になるようです。(私は利用したことがありません)一説によると、日系の航空機では結構おしゃべりやわがままの多い日本人が、米系の飛行機に乗ると英語が必要なので静かになるとか。

 もっとも私自身は日系でもそんなにうるさい飛行機に乗ったことはありません。機内食については、あまり良い印象を持たない人が多いようです。

 ただデルタは2013年あたりから、少し広めの座席を用意するようになったので、座席の広さについて不満を持っていた人は利用価値が大きいかもしれません。

 それぞれの料金ですが、時期によって変わるので比較するのが難しいです。ただ中華航空の正規割引航空券かなり安い航空券がありますので、ツアーではよく使われています。

 蛇足ですが、航空会社の安全性ランキングというものも発表されています。それによるとハワイ便の中では1番がANA、2番がJAL、3番がデルタ、4番ユナイテッド、5番ハワイアン航空となり、中華航空や大韓航空は残念ながら下の方です。

 これは以前何回か事故があった影響だと思います。また事故後の保障の面でも、中華は額が低かったように記憶しています。
 
 というわけで私がお勧めするのは、選べるなら単純に日系航空会社です。座席が指定できるなら、窓側席で進行方向左側で主翼よりもちょっと前がいいと思います。

 そうするとハワイに近づいたとき、窓から朝日が見え、なおかつ着陸時にはオアフ島の西海岸をかすめて飛ぶからです。また主翼よりも前ならエンジンの騒音も後ろに比べて小さく、また降りるときも早く機外に出られます。

 ハワイからの離陸時もやはり左側がいいです。離陸した直後にワイキキの全景とダイヤモンドヘッドが見えます。



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