ハワイ旅行のイメージと宿泊場所

旅行人数と年代

 旅行人数はすぐに分かると思いますが、年代が問題です。赤ちゃん連れ、幼児連れ、小学生や中学生、高校生ぐらいの子供、大学生、そしていわゆる一般の大人とおじいちゃん、おばあちゃん。

 基本的には赤ちゃんを除いて、ハワイはどの年代にも楽しんでもらえる要素があると思いますが、人数や年齢構成によって旅行の形態は大きく変わります。

 若者が多ければアクティビティが主体になるでしょうし、女性が多ければ買い物主体、おじいさん、おばあさんの場合はホテルライフを楽しみたいかもしれません。

 子供なら当然ビーチで泳ぎ、BBQをやりたがるのでは。ではお父さんはというと、一般的には家族の様々な要望に答える役目が多いみたいですね。


旅行期間と出発の曜日

 私が初めてハワイに行った頃のツアーは4泊6日が主流でした。今でもその傾向は強いと思いますが、3泊5日のツアーはほとんどありませんでした。

 新婚旅行のページにも書きましたが、4泊6日だと寝不足や時差ボケにようやく慣れた頃帰国となります。おじいさん、おばあさんには辛い旅になるのではないでしょうか。

 また4泊6日の旅行期間の中で、実際にハワイで観光を楽しめるのは到着日の午後半日と、それに続く3日間だけです。

 その次の日は帰国日となり、朝から帰国の準備で観光はほとんど出来ません。せいぜいビーチを散歩するぐらいです。(2010年から羽田便が就航し、このあたりは若干時間的余裕が生まれました)

 さらにこの短い期間に離島に行くプランもあったりしますが、疲れるだけだと思いますし、時間的にも効率が悪いと思います。

 私が推薦するのは6泊8日で、金曜か土曜の夜出発で金曜の夕方か土曜の夕方帰ってくる日程です。しかしこの考え方は旅行会社も熟知しているようで、JALでは金土出発のチケットの値段は他の曜日より高くなっています。

 実際1回行ってみれば分かりますが、ハワイの虜になってしまうと1日でも1時間でも長く滞在していたいと思うようになります。

 一方週の前半出発という便は一般的に空いているしツアー価格も安いようです。特に日曜か月曜あたりが狙い目ではないかと思っています。

  
旅行の目的とホテルの選択

 上にも書きましたが、旅行の主たる目的を決めるとホテルやツアーの選択も楽になります。すなわち

・ 新婚旅行・・・ビーチフロントの豪華なホテルに滞在し、おいしいものを食べ、買い物や名所の観光を主体にする(我が家の最初の旅行形態です)

・ 子連れの家族旅行・・・コンドミニアムに宿泊し、ビーチで遊んだりホノルル動物園に行ったり、オプショナルツアーを楽しんだり

・ 熟年旅行・・・普通かそれ以上のホテルに泊まり、レンタカーやオプショナルツアーを使ってあちこちの名所巡り

・ 女性陣のみ・・・普通のホテルに泊まりワイケレ、ビーチウォーク、アラモアナあたりでショッピング三昧、さらに有名レストランで食事

・ 若者グループ・・・多少不便でも安くて清潔なホテルやコンドミニアムに泊まり、サーフィンやマリンアクティビティを楽しむ

 などです。

 それぞれの目的によって宿泊するホテルのランクやロケーションが決まります。ホテルのランクについては様々なガイドブックで紹介されていますし、私自身が利用したホテルはハレクラニとワイキキ・パークホテルだけで、あとはすべてコンドミニアムなので、ここでは書きません。

 ここで言いたいのは、旅行目的がはっきりしていれば、宿泊するホテルも自然に決まると言うことです。

 豪華なホテル滞在なら、ハレクラニ、サーフライダー、ロイヤル・ハワイアン、シェラトンを選択すればいいし、もう少しランクが下がってもいいなら、ハイアット・リージェンシー、マリオット、プリンス・クヒオ、ヒルトハワイアンあたりを選べば良いと言うことです。

 また家族連れでビーチが主体になりそうなら、ワイキキの東半分、買い物が主体なら西半分、さらに安くてもこぎれいなホテルやコンドミニアムならクヒオ通りより北側というように選んでいくと、目的にあったホテル選びが出来ると思います。

 ちなみに、ガイドブックやツアー会社のランク分けは、旅行者の滞在目的や使い勝手、雰囲気で分けたものではなく、部屋の価格で分けているように思えます。

 つまり裏を返すと自分達の旅行目的にあっていれば、安いホテルでも価値がありますし、目的と異なっていれば高いホテルの料金だけに目がいってがっかりすることになるということです。

 ネットで検索すると、様々な人がいろいろな立場からホテルについて評価しています。しかし良いホテル悪いホテルの評価は、ある人がある特定の時期に宿泊し、その人の主観によって評価されたものです。自分とは旅行スタイルが違うと言うことを念頭に置かなければなりません。



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