ドレスコードがある超高級店。私が初めて行ったのは新婚旅行の時で、ブレザーにネクタイをしめて革靴を履いて行きました。
(革靴はスーツケースに入れていきましたが、意外に重いことがよく分かりました)
予約が必要だと思ったので、前日にハレクラニのコンシェルジュで英語と日本語をチャンポンにして行いました。
コンシェルジュがその場で直接店に電話を入れてくれ確認。これは再度訪れたときも同じ方法でした。
当日は女房と共に緊張して2階に上がっていくと、受付の女性が本当に素敵な笑顔で、Can I ask your name?と聞いてくれたので、私は夢中で「○○○○」と答えました。
するとすぐに窓側の席に案内されました。窓の下には波が打ち寄せ、女房の頭の後ろにはダイヤモンドヘッドが見えました。内部はオープンエアで、エアコンもなかったのですが、ほどよい風が吹き、さほど暑さは感じません。
メニューは1品ものとコースがありました。もともとほとんどこんな店に入ったことのない田舎ものでしたから、何をどうしたら良いかわからず、うろたえるばかりでした。
とりあえずビールを頼み(本来はワインだと思いますが、頼み方がわかりませんでした。今ならハウスワインをオーダーした筈です)女房には50$ぐらいのコースを、私はお酒のつまみになるようなものと、1品ものの料理を選択しました。
まもなくビールがきましたが、同時に(たぶん?)シェフからのプレゼントだというシャンパンが持ってこられ、目の前で栓が抜かれました。
雰囲気は最高。波の音、サンセット、店内の人の軽いざわめき。アルコールも手伝い、何か自分が自分でないような変な気持ちの内に食事が終了。本当に素晴らしい店です。
気になるドレスコードですが、男性は襟付きシャツ(アロハシャツも可)と長ズボン、それに見合った靴が良いかと思います。
ともかく優雅に、そしてリラックスして食事を楽しめればいいのですが、あまりの雰囲気に気持ちが舞い上がってしまいます。
その意味では50代以上の方に向いているお店かもしれません。料理の写真を撮影できるような雰囲気ではなかったのですが、もったいないことをしたと今でも悔やんでいます