クヒオ・ビーチ・グリル

 ここはたしか以前は違う名前の店で、朝食で利用した事があります。カラカウア通りを歩いているとき、道の上から下を覗き込む形で見えるレストランです。

 ホテルそのものがマリオットの傘下に入り、店の中身も変わったようです。今回(2006)はたまたまコオリナのタイムシェア説明会でもらったクーポンがあったので、ものは試しに入ってみることにしたのがきっかけですが、予想以上に料理が良かったので、結局滞在中2回行きました。

 夕方から日替りでブッフェがあるようで、これもなかなか良さそうでしたが、家族連れの場合は子供料金がなんとももったいなく感じるので、アラカルトにしました。

 店内はほとんど欧米人。しかしマリオットの傘下らしく、従業員たちはみな洗練された物腰で親切でした。時間によってはバンドの演奏やフラダンスが入っています。

 ここで今回最も気に入ったのはステーキメニューです。日本で食べるような、うすぺっらなステーキと違い、厚さが数cmもあるようなものが、皿にどんと乗っかって出てきますので最初はびっくり。

 恐る恐る味わってみると肉質も柔らかく、すっと噛み切れます。肉汁がジュワッと出て、香ばしいかおりが口中に広がり、やっと本場?のステーキに出会えたという感慨を持ちました。

 もちろんステーキハウスにいけば同様のものがいくらでも食べられるのでしょうが、子連れでは入りにくい所もあります。ここは入り口こそ格調高く感じますが、かなりカジュアルな雰囲気です。ワードのライアンズ・グリルとともに、家族連れでステーキを食べたいときはお薦めの店です。
クヒオビーチ・グリル パンケーキ
 2008年は朝食で利用しましたが、こちらはいまいちの印象。夜の食事に向いていると思います。

 入り口には受付のお姉さんがいて、ここでテーブルの案内を行っています。

 このときは、外のテーブルに案内されました。すぐ近くに小さな池が作られていて、やけに太った鯉が泳いでいます。

 オーダーしたのは「マカデミア・パンケーキ」「サーモンとマフィン」「クロワッサン」、これにコーヒー。パンケーキは巨大なものが3枚入っていて、かなりの量。味はまあ普通でした。サーモンは新鮮。

クヒオビーチ・グリル サーモン 味は全体的に良いと思いました。ただちょっと値段が高め。今回の朝食はチップを含めて全部で54ドルかかりました。

 カラカウア通り沿いのホテル併設レストランですから、安いほうなのかもしれません。

 しかし朝から一人約1500円の朝食は贅沢だな、というのが私の印象です。

 ちなみにこのお店は朝食のブッフェも行っていて、むしろこちらを利用する人が多いようです。大食の欧米人にとっては安上がりになるのかもしれません。

 なお2015年現在さらに改装され、違った店になっているようです。 



洋食レストラン


トップページへ