ここから先は、海外旅行保険に加入したほうが良いと判断した人を対象にしたページとなります。
加入を考えたとき、自身の健康状態が「告知事項」に該当するかどうかというのも大きな問題ですが、それと同時に、実際に加入する場合どの程度の補償金額があれば安心できるか、ということも考えておかないといけないと思うようになりました。
そこで改めて海外旅行保険が補償してくれる内容と金額について考えています。考える手段として、今、代表的保険会社の一つである「AIU」のページを見ています。
すると保険選びのポイントと書かれたページがあり、そこに「保険金支払い件数の約73%はケガや病気による治療・救援費用です」と書かれていました。
つまり、保険を考えるとき、最初に注目する補償金額は「治療費」と「救援者費用」ということになりそうです。
次にクレジットカード付帯保険とAIUの海外旅行保険の違いというページもあり、そこに分かりやすい事例が書かれていました。以下表にしてまとめてみます。
クレジットカード付帯保険 | 海外旅行保険 | |
補償金額 | 足りなくなる可能性がある | 高額な補償でも対応できる |
トラブル時の対応 | 自分で現地の言語で対応 | 日本語で対応 |
その場の支払い | 自分でいったん立替、帰国後請求 | キャッシュレスサービスあり |
緊急歯科治療 | 対応なし | 対応する保険もある |
持病 | 不明 | 持病補償の保険もある |
多少AIU保険の宣伝にもなっているような気もしますが、確かに海外旅行保険に加入していたほうが、いざというときの利便性は大きいようです。
次に、では海外旅行保険ではどんな項目が補償されるのかということを見てみました。これによってそれぞれの補償金額をいくらぐらいが妥当なのかというメヤスが分かりそうです。
傷害死亡 | 旅行中の事故による怪我で死亡した場合の保険金 |
傷害後遺障害 | 旅行中の事故による怪我で、後遺障害が生じた場合の保険金 |
治療費用 | 旅行中の怪我や病気で治療を受けた場合の保険金 |
救援費用 | 治療によって入院した場合に、日本から家族等が行く場合の保険金 |
疾病死亡 | 旅行中に病気で死亡した場合の保険金 |
個人賠償責任 | 旅行中に他人に怪我させたり、商品やホテルの部屋の備品を破損した場合 |
携行品 | 精進の盗難、破損、パスポートの再取得費用等 |
航空機委託手荷物遅延 | スーツケース等、手荷物の到着が遅れた場合の保険金 |
航空機遅延 | 航空機の遅延、欠航、運休に関する保険金 |
以上、代表的な項目ですが、これら以外にAIUでは、疾病応急治療費用や緊急歯科治療費用も含まれるようです。
次にこれらの項目で設定できるそれぞれの補償金額を、AIUの保険を参考にしてまとめてみました。単位は万円です。
最低保険金額 | 最高保険金額 | |
傷害死亡 | 1000 | 3000 |
傷害後遺障害 | 30 | 3000 |
治療費用 | 2000 | 無制限 |
救援費用 | 300 | 300 |
疾病死亡 | 500 | 1000 |
個人賠償責任 | 10000 | 10000 |
携行品 | 20 | 30 |
以上の額を参考にして、どのコースを選ぶか、若しくはフリープランを設定すればよいことになります。