2016.4.14
そもそもバケーションレンタルで利用する部屋というのは、オーナーが個人で所有している部屋を、管理会社に委託して宿泊者を募り、そこからいくらかの利益を得るものですが、オーナーによっては「自分がハワイにいるとき使う」という人もいます。
当然ですが、不特定多数の人に貸し出すわけで、借りる人の態度によっては部屋がかなり汚れることも覚悟しなくてはいけないようです。
逆にオーナー側の立場に立てば、部屋の備品を丁寧に扱い、チェックアウト時は基本的に元の部屋の状態に戻してくれることが理想となります。この当たりはホテルの感覚とはちょっと違います。
というわけで、私がチェックアウト時に気を付けていることをまとめておきます。このあたりはオ-ナーからメールで事前に「部屋の使い方について」という文書が最近送られてくることが多いです。
という事は逆に言えば、かなり乱暴な使い方をする人もいるという事だと思います。最近部屋を借りるときに、保険に入ることを義務付ける場合も増えています。
これも部屋の備品を破損したのに、そのまま平気でチェックアウトしてしまう人が増えているからではと私は想像しています
1 ごみ処理
ゴミは基本的にすべて処理して、ゴミ箱の中には何も残っていない状態にしています。だいたいゴミ箱の中には黒いビニール袋が入れてあって、そこに次々とごみを放り込んで、あとはダストシュートに入れることが多いと思います。
私はこのゴミ袋の中に、スーパーでもらった紙袋を利用してごみを入れ、適当にまとまった段階でダストシュートに入れています。
つまりあらかじめ備えてあったゴミ袋はほとんど使わないという事です。これで生ごみと紙屑等はほとんど処理できます。
ビールの空き缶、ガラス瓶等はABCでもらうような紙袋に入れてダストシュートの横に置きます。
フェアウェイビラでは、建物の1階左側に大きなゴミ箱があるので、そこに直接入れていました。こういった方式をとるコンドミニアムも増えているような気がします。
2 食器類
使った食器はすべて備え付けの洗剤と簡易スポンジで洗って、乾いたものは棚へ収納。チェックアウト間際で、半乾きのものは洗面台の横にキッチンタオル等を置いて、その上に置いています。
当然ながら食事用のテーブル類の上もきれいにして、足元に食べ物等が落ちていないかを確認し、必要に応じて掃除までしています。
3 タオル類
利用したタオルで洗濯が必要なものは、バスタブ近辺にたたんで積み上げます。(といっても随時衣類と一緒に洗濯しているので、枚数は少ないです)
洗面台やバスタブ内の髪の毛等は洗い流すようにしています。
要するに、クリーニング業者が室内に入って、「わっ!きれいに使っている。これなら仕事も楽だ」という印象を与えればOKなわけで、こういう状況はすぐにオーナーに連絡がいきます。
これを実行すると、後日だいたいオーナーから、「大変丁寧に使ってくれてありがとう。ぜひ次回も利用してください」というメールが来ます。こういうメールが来るだけでもうれしいものです。
「クリーニング代を払っているのだから、そこまでしなくてもいいのでは」という意見もあると思いますが、自分がオーナーの立場だったらと考え、暮らすハワイを実感しようと思ったら、後始末もきちんとすべきだと思っています。