ワイキキバニヤンでBBQ

 ワイキキバニヤンに宿泊して楽しみなことの一つはBBQデッキの存在です。場所は6階のレクリエーションデッキですが、ここにおよそ10台ぐらいのBBQ用コンロがあります。

 夕方になるとどこからともなく数組の家族連れが現れ、肉や野菜を焼いています。我々もビールを持参し、肉や魚をフードパントリーで調達し、何回かBBQを行いました。

 またここのところ毎年のように、このホームページの掲示板で知り合った方たちとBBQをしながら情報交換をしています。日本ではお会いせずハワイでのみ会うという不思議な関係ですが、毎年何となく集まっています。

 BBQの食材は、その日にフードパントリーやドンキホーテで調達します。メインとなるのは肉。そしてソーセージの類でしょうか。そこから先は各自の判断で、野菜やら魚やらを焼きます。

 私がかつて焼いたことのある物は、牛肉、鶏肉(もも肉やチューリップ、手羽先等)、ソーセージ、ハム、マヒマヒ(アルミホイールに包んで)、ジャガイモ、サツマイモ、キノコ類などでしょうか。おにぎりを焼いて焼きおにぎりにしたこともあります。

 食材の他に必要な物は、調味料、皿、ナイフ・フォーク、飲み物です。

 焼きながら話しをしてビールを飲む。これが最高ですね。ただ前にも書いたように風が強いのが難点です。紙皿を持参することが多いのですが、何ものせていないとすぐに飛んでいってしまいます。

 しかし風が吹く度にワーワー言いながら食べて飲むのも良い思い出です。ちなみにビールをいつも飲みますが、これを冷やしておくのが課題です。保冷バッグに入れて、その中に保冷剤を詰め込んでおくことが多いのですが、なかなか冷えは持続しません。

 冷蔵庫で作った氷をヤカンに入れて、その中に缶ビールを突っ込んで持っていったこともあります。これは宿泊している場合のみ出来ることですが、最後までおいしく飲めました。

 ちなみにバニヤンのBBQエリアは人気があって、最近はバニヤンに宿泊していないのに利用する例があるらしく、セキュリティの人が巡回しているという話しを聞いています。

 一同の中に宿泊している人が一人でもいればいいようですが、結構混雑するので不正利用は控えてもらいたいと思います。

 さて利用方法ですが、コンロは有料です。25セント硬貨を8枚必要とします。これをコンロ右側のコイン投入器に並べ、レバーをガチンと押し込み引き戻すと支払いが完了し、過熱の準備ができます。

ワイキキバニヤンのBBQコンロ ワイキキバニヤンのBBQコンロ料金スロット
コンロの全体、中央の丸い部分が温度表示 コイン投入機です


 時間は1時間です。温度調節は蓋を開けて、中のつまみの数字を合わせます。最初は強く、ある程度加熱できたら、少しずつダイヤルを戻すと良さそうです。(コンロは電気で加熱です)

 焼きあがったら、すぐそばのテーブルで食べても良いし、部屋に持ち帰ってもかまいません。日本ではあまりお目にかかれない設備なので家族連れには楽しいと思います。オープンエアで食べるステーキは美味いこと間違いありません。

 最後に利用時間ですが、おおかたの人は夕方使用します。焼くだけで焼いた物を持ち帰る人は5時頃来て、焼き上がったらそのまま部屋に戻ってしまいます。

 ある程度のグループになると場所取りが必要です。だいたい5時半頃から混み出しますので、その日に確実にBBQをやりたい場合は5時過ぎから、誰かが場所取りをした方が無難です。

 コンロは10台ぐらいあるのですが、プール側に近いほど風の影響を強く受けます。



バニヤンを選択する理由


宿泊一般論


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