ワイキキ・バニヤンの部屋

 バニヤンの部屋はすべてワンベッドルームです。これはベッドの置いてある部屋とリビングルームが独立して存在しているということです。

 ただし両方を分ける仕切りはアコーデオン・カーテンだったり木製の引き戸だったりします。これはその部屋のオーナーの考え方で決まります。

 部屋の広さは約55平方mで、全体としては正方形に近い形です。入り口が辺の中央に位置します。ホテルの場合はドアを開けると通路があり、右または左にバスルーム、奧にベッドという構成が多いのですが、バニヤンの場合はドアを開けると、すぐ目の前がリビングです。

 正面にはラナイに通じる大きな窓があります。玄関を開けた所はタイル張りですが、その先にはカーペットを敷いてある部屋が多いです。

 我が家は室内用のスリッパを持参しているので、このドアを開けたあたりで靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。欧米人はそのまま靴で入る人もいるみたいです。

 スリッパに履き替えたところがいわゆるリビングルームです。ソファーベッドになるソファーと小さなテーブルが置いてあります。ドアの右か左はキッチンになっていて、シンク、コンロ、調理場所、大型冷蔵庫が並んでいます。 シンクの上下には棚が作られ、食器や調理道具が収納されています。

 シンクの上にはコーヒーメーカーや電子レンジがのせてある部屋も多いようです。その他の炊飯器等は収納スペースに入っていることが多いので、落ち着いたら何があるかをすぐチェックしています。

 食事用のテーブルは、以前は独特の雲形カウンターが多かったのですが、最近はこれを取り外して部屋全体を広くして、ごく普通のテーブルを置くことが多いようです。

 リビングのテレビは、以前は巨大なブラウン管が多かったのですが、これも液晶に変わりつつあります。その分スペースも拡がりました。

 個人オーナーの場合は、これ以外にDVDデッキやミニコンポを置いてあるところもあります。また部屋でインターメットが出来る、と言うのも売り文句の一つになっていますが、これはまだ導入されていない部屋もあります。

 インターネットについては、部屋に端子または無線LANが設定されていない場合、モデムを借りて電源コンセントから通信する方法が一般的なようです。

 また低層階では驚くほど電波が飛び交っていて、中にはセキュリティのかかっていないオープンな電波もあるようです。それがどのような種類なのかはよく分かりません。

 ただこれらの電波の中で、スカイネットというのを過去に利用したことがありますが、これは1日または週単位、月単位で契約するもので、一度契約するとワイキキやアラモアナ、ワードエリアのあちこちで電波を受信することが出来、どこでもインターネットを楽しめる環境になります。

 素晴らしい青空とビーチが拡がっているような場所でパソコンを開いて入力なんて言うのは傍目にはちょっと情けない感じもしますが、スタバやマクドナルドあたりでは無料の無線LANが使えるので、そこでコーヒーを飲みながらメールで連絡をしている人も大勢見かけます。

 いずれにしても現地でいながらにして情報をやりとりできるのは大きな魅力です。一度持って行ってから、私はその便利さがよく分かり、以後必ず持っていくようになりました。

 ただ持ち運びはやはり面倒なので、私はB5版のASERのパソコンを使っています。以下アマゾンで見つけた後継機種です。電波を勝手に拾ってくれるので重宝してます。ネットだけなら安いもので充分です。(

 話しを戻して、リビングにはソファーと簡単なテーブルが置かれていますが、ソファーはベッドになります。ガイドブックでは子供の力でも出し入れできると書いてありますが、小学生低学年ぐらいではちょっと無理だと思います。

 ベッドルームには大きなベッドが一台か、大きめのベッドが二台置かれ、周辺に長期滞在者用にクローゼットが設置されています。洗面所にはベッドルームから入る形です。さらにその奥がバス、トイレとなります。

 バスにはバスタブが設置されていますが、大きい割には浅いので、肩までお湯にどっぷりつかりたい日本人にはちょっと不評かもしれません。

 しかしハワイでは、バスタブがあること自体、結構貴重です。チープな宿泊施設はシャワーのみとなっています。シャワーは固定式が基本ですが、根元の角度を変えることが出来ます。

 お湯を出すための方法と温度の調節が、慣れるまでちょっと分かりにくく面倒です。大きなつまみをまわすと温度。その下のレバーで蛇口とシャワーを切り替えます。

 エアコンはついていますが、一般的に音がかなりうるさいようです。日本の静かなエアコンに慣れているとびっくりします。昼間はともかく、夜は落ち着いて寝ていられないほどです。

 我が家の場合は、夜は窓を開けて寝ています。さわやかな風と昼間の疲れでぐっすり眠れます。蚊に襲われたこともありません。ただし夜半にパトカーや消防車のサイレンが良く聞こえます。また朝方はゴミ収集車の騒音が聞こえます。

 ラナイには円形または半円形のテーブルと椅子が何脚か置かれています。この椅子に座って、ビールを飲みながら周囲の景色を眺めるのが、ハワイらしくてなんとも心地がよいものです。小さなラジオでハワイアンでも流すことが出来れば完璧です。


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