ワイキキ・バニヤンからの眺望

 一般的にはバニヤンに限らず海側の部屋の方が宿泊価格は高い傾向にあるようですから、マウンテンビューを指定すれば、料金は安くなると思います。

 また階数もバニヤンの場合は、何回も書いているように15階ぐらいから何とか海が見え始め25階を越すあたりから、ラナイからの視野は大きく広がります。

 なんだかよく分かりませんが、人間の心理というのは、高いところにいればいるほど満足する傾向にあるようです。バニヤンのエレベーターで、一緒に乗り込んできた人の階数が自分より低いとちょっと自己満足や優越感に浸れたりするのですが、これは私だけの心理でしょうか?

 逆に自分より階数の高い人が乗り合わせると、「金持ちなんだろうか?」とか「どうやって予約したんだろう?」とか、余計なことを考えて卑屈になったりもします。不思議です。

 さて話しを戻して、高層階は気持ちがよいのですが、ラナイの手すりの高さは普通の日本のアパートと変わらず、身を乗り出したりすると簡単に転落します。

 転落防止用の処置は一切取られていませんので、転落は自己責任となります。怖いのは乳幼児連れです。ラナイで一人で遊んでいて、椅子やテーブルの上に乗っかって身を乗り出せば簡単に転落します。

 またラナイの柵の幅も10cmぐらいあり、普通ならすり抜けられませんが、1歳ぐらいの歩き始めたばかりの幼児は頭は抜けてしまうと思います。柵の幅は、ハワイのコンドミニアムではだいたいどこも同じぐらいなので、保護者は注意が必要です。

 さらに高層階ならではの欠点もあります。一般的に感じるのは、エレベーターで途中下車や途中乗車が多い場合、1階からたどり着くのに時間がかかるということです。 下りも同様です。

 バニヤンの場合はタワー毎に4基のエレベーターがありますが、たまに1基がメンテナンスになることがあって、それが夕方だとチェックイン等も重なるためかなり混雑します。特にトイレ等を我慢しているときなど辛いです。(これは経験あり。ビール好きは困ります)

 なお足腰の弱い方や、欧米人の老夫婦などはむしろ低層階を好むようです。これは火災等が起きたとき、エレベーターはすべてストップしてしまい、階段で避難しなくてはならないからです。

 私は滞在中これまでに2階経験があります。1階はどうやら避難訓練?だったみたいで、ハワイ旅行初心者の頃です。2回目は深夜に警報が鳴り渡り、かなりの人数の人が階段を下りて路上に避難しました。

 どちらも良い経験ですが、イザとなると何を持って逃げたらよいか意外に分からなくなるもんだなと感じました。


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