宿泊料金は総額で検討 

 近年(2015年)ハワイでは景気が良いのか物価上昇が続いています。新しく建築されるコンドミニアムは、軒並みあっという間に完売しています。

 その結果不動産価格が急上昇しているように私には思え、一種のミニバブルではないかと思っていますが、それにつれて宿泊価格も上昇しています。

 一方、一時期80円という超円高の時期から、今は1ドルが120円前後に振れていますので、日本人旅行客から見たハワイの物価は、為替レートだけで1.5倍になっています。

 さらに上に書いたように、近年宿泊価格自体が上昇を続け、以前は1泊100ドルを切るような物件が多数あったのですが、現在は安いバケーションレンタルのコンドミニアムでも、最低価格が120ドル前後になっています。

 しかし実際宿泊費の総額は、これよりもさらに多額になることが多く、個人手配で宿泊を決める場合に注意しないといけないなと思うようになりました。

 というわけで、以下宿泊価格の総額についてまとめてみました。

ホテルの場合

 様々なサイトの料金表示方式がいろいろと異なっているために、総額としての料金比較が難しくなっているなという印象を受けています。

 現在のホテル料金の料金構成は以下のようになっていると思われます。

 総額=宿泊料金+税金(14〜15%)+リゾートフィー(1日10〜30ドル)

 ただしリゾートフィーに関しては、日本語サイトでは最初から宿泊料金に含めてしまっている場合も多いです。本来は宿泊客の自由意思で選択できる項目だったと思っています。

 この式で1泊200ドルの部屋に宿泊すると、その宿泊料金の総額は、仮にリゾートフィーを20ドルにすると、

 総額=200+200×0.15+20=250ドルとなります。最初の宿泊価格の1.25倍になってしまうということです。

 さらに言えば、この金額を円で考えると、1ドル120円ならば、最初は200ドルすなわち1泊24000円だと思っていた部屋が、実際には250ドル=30000円に跳ね上がるということで、この差は実に大きいなと思います。

 というわけで、単に表面上の宿泊価格の安さだけで予約を依頼すると、請求の合計額を見てびっくりすることがある、ということです。


バケーションレンタルのコンドミニアムの場合

 バケーションレンタルのコンドミニアムの場合は、リゾートフィーというものが存在しない代わりに、チェックアウト後のクリーニング代が加わることが多いです。

 これが80〜120ドルぐらい。仮に100ドルとします。またバケーションレンタルの場合、1泊だけという人は少ないので、仮に計算しやすいように5泊としてみます。

 宿泊料金は、ホテル同様200ドルとして計算してみると

 総額=200×5+200×0.15×5+100=1250ドル。1泊あたりは5で割り算して250ドルということになり、ホテルと同額です。

 ただしバケーションレンタルの場合は、クリーニング代は泊数に関係しない固定費なので、宿泊日数が多いほど有利になります。

 ということは、5泊程度ならホテル、それを越える場合はバケーションレンタルを利用という考え方もできるかもしれません。

 一方宿泊価格自体は、同じ部屋の広さなら、サービスが少ない分、バケーションレンタルの方が安くなります。

 なお最近の一部のバケーションレンタル物件では、これらの料金以外に、部屋の破損に備えた保険料を負担させられる場合もあります。

 この保険料は、後日返金される場合と掛け捨ての場合があり、特に個人物件のレンタルはこのあたりが統一されていません。
 


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