海外への送金

海外への送金(2001年の旅行記と同じ文です)

 銀行から送るときは大まかに分けて二つの手段があるようです。一つはシティー銀行から直接振り込む方法。カイルアの宿泊を予約したとき、相手方の口座がバンクオブハワイにあるので、そこへ送金するためにどうしたらよいかを、バンクオブハワイの日本支店に電話をしてみました。

 すると、来店してもらえれば送金は可能だが手数料は4800円必要、ということで法外な手数料に驚かされました。

 向こうの係りの人もわかっているようで、わざわざ来てもらって手数料を払って送金するより、近くの銀行から送金した方が良いのでは、というアドバイスをもらいました。

 そこで我が家の近くのいわゆるシティー銀行の外国為替部門の窓口に行き、海外送金の方法を尋ねてみました。

 すると、ここでも送金手数料は4000円前後必要で、しかも海外でその送金を受け取るにも手数料が必要で、それを送金者払いにすると、6000円ぐらい手数料が必要になるということもわかりましたが、ともかく高いです。

 もっと安い方法はないのか、と尋ねると、小切手を作り、それを郵便局で送付するという方法を教えてくれました。これですと手数料は2500円だそうです。それにしても小切手を作るだけなのに、何故2500円も必要なのか、これも理解に苦しみます。

 結局その日は話だけ聞いてすごすご帰ってきました。

 その後今度はインターネットで郵便局から海外へ送金する方法を調べてみたところ、こちらはさすがに国営。郵便局側で手続きをしてもらい送付する場合は1000円、自分で書類を書いて送付する場合は500円で良い、という説明でした。

 送金方法は窓口で送金のための用紙をもらい記入するだけです。というわけでこのときは郵便局から送金。(2013年現在、すでに郵便局はゆうちょ銀行となり、シティ銀行とほぼ同様の手数料になっています)

 以上が2001年の時の状況ですが、上に書いたように郵便局がゆうちょ銀行になり、手数料も一気にアップ。ともかく銀行からの海外送金はひじょうに面倒です。そこであらためて現状を以下のようにまとめ直しました。 


2013年現在の状況

 日本の旅行代理店のように国内の銀行に口座があれば、そこに入金(振込)するかクレジットカード決済になります。

 国内の場合はクレジットカードのセキュリティもそれほど心配することはないと思いますが、私は一応セキュリティの保証があるかどうかを確認してからカードを使うようにしています。

 問題は海外の場合です。といっても方法は日本国内と同じで、カードか現金の振り込みになります。どちらが良いかというのは人それぞれだと思いますが、カードはちょっと後回しにして、先に振込について説明します。

 振込は都市銀行でもゆうちょ銀行でも出来ますが、手数料が大きく異なりますが、現状ではゆうちょ銀行がわずかに便利で有利です。現金の振り込みを指定してくる場合は、管理会社かオーナーから現地の銀行の口座番号等をメール等で教えてくれます。

 これを印刷してゆうちょ銀行の窓口に行き、「海外送金をしたい」と言うと、A4の海外送金専用の依頼用紙をもらえると思いますので、これに記入します。これがかなり面倒です。

 指定の金額を書くと、その場で為替の両替が計算され、必要な円が提示されますので、その金額を用紙と共に支払えば手続は終了。

 ただし送金手数料が2500円ぐらいかかったと思います。しかしこれを都市銀行で行うと3000円ぐらいかかります。従って出来ればこういった送金方法は避けたいといつも感じます。

 さらにバケーションレンタルの支払いで、日本から海外の口座に送金する場合は、契約金と残金という形で2回送金することになり、これをゆうちょ銀行で行うと2500×2=5000円という高額な手数料になります。

 100万とか200万を送金するならともかく、例えば1000ドル(10万円ぐらい)のお金を送金するのに2500円も手数料がとられるのはなんとも馬鹿馬鹿しい話です。

 そこでだったら1回の送金ですませてしまおうと言うのが簡単な話になるわけですが、万が一旅行前にトラブルが発生して、行けなくなった場合の後処理が大変だと思われます。

 つまりそういった場合の返金規定を、事前にオーナーか管理会社側に確認しておかないといけないということで、英語のやりとりだとこれが面倒です。

 さらにさらに折角振り込んだお金を、現地で引き出そうとすると、その手数料が必要になるようで、その分の負担もしなければいけない場合があるようです。

 私はかつてカイルアの個人オーナーのバケーションレンタルを利用したときは、手数料が高いんだけどとメールで伝えたら、じゃあ残金は到着後で良いよ、ということになり支払いが1回だけですんだことがありますが、これは特例だったのかもしれません。

 そういった意味では、アストンのように日本に口座を持っているような管理会社の物件を選ぶ方が便利ですし、手数料で損したというような思いをすることもないと思います。

 ただ日本に口座を持っていると言うことは、管理会社側がそれだけ手間暇をかけなくてはいけないということですから、当然その分が物件の宿泊価格に反映されて、宿泊料金が高くなっているとも思えます。



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