宿泊先の予約(2)

インターネット

 最近はインターネットを利用して、メール交換で予約が出来るようになりました。英語でのやりとりが多い(2000年ぐらいから日本語ページもかなり増えてきました)のですが、辞書を片手に訳していけば、会話と違って焦ることもなく、割と気楽に出来ます。

 予約に際してよく使われる英語で、私が初めの頃分かりにくかったのは「available」:予約できる、「deposit」:予約金、「cleaning fee」:コンドミニアムでチェックアウトする際の清掃代、などでしたが、その他は日付や金額なので何とか理解できます。

 実際には、インターネットにHPを公開しているようなホテルやコンドミニアムは、大抵予約フォームがアップされていますので、これに必要事項を記入し、送信ボタンを押せば、後はメールでの回答待ちになります。

 コンドミニアムの場合は、通常の形での予約の他にバケーションレンタルと言って(略してバケレン。お化けみたいであんまり好きではない短縮形)、コンドミニアムのいくつかの部屋を所有している会社が、それを宿泊場所として提供していることがあります。

 これらはアストン等の大きな組織に較べると割安です。また個人で所有し、それを貸し出している場合もあります。いずれの場合もインターネットで検索をすると、意外にたくさん見つかります。

 1999年、春と夏に行く事が出来た「ロイヤル・クヒオ」や「イリカイ」「バニアン」、2000年は「パシフィック・モナーク」、2001年以降の「バニアン」の予約は、すべてインターネットです。

 初めの頃は、ハワイ観光局の宿泊部門にアクセスし、レンタル会社のHPを見に行き、気に入った会社があったら、予約フォームに必要事項を記入してメールを送ったりしていましたが、今はネットで簡単に検索出来ます。

 もし空いていればメールで予約の確認が来ますので、今度は細かい要望事項や質問を伝えます。(禁煙ルーム、子供の有無、エキストラベッドの使用等)このときちょっと英作文をしなくてはいけませんが、中学の英語で充分なようです。

 もし特に質問、要望がなければ予約が決定するわけですが、その後会社によってはクレジットカードの番号が必要になります。

 この番号をメールで送るか、ファックスで送るかしなければなりませんが、セキュリテイがちょっと気になるところです。送信が暗号化されているサイトとそうでないサイトがありますので、注意事項をよく読む必要があります。

 クレジットカードが使えないような個人のレンタル物件では予約金を振り込まなくてはいけませんが、これについては別のページで説明します。

 その後宿泊一ヶ月か二ヶ月前に残金の精算をして、これでこちらからの手続きは終了。やがて契約書がファックスまたは航空便で送られてきますので、それを持って現地に、という手順になります。

 最近は、ヤフー等の検索ページで、宿泊したいホテル、コンドミニアム名や「バケーションレンタル」というような検索語句を使って直接レンタル会社を探しています。もちろん英単語で入力したり、ヤフーのアメリカ版にアクセスすることもあります。

 いくつか会社名が出てきたら、今度はその会社名で検索をかけて、日本人でその会社を利用した人がいないかどうか探したりします。これによって、その会社の信用度を調べるわけです。

 うまく見つからないときは、「ハワイの歩き方」等の掲示板でその会社を知っている人を尋ねたりしています。

 このインターネットでの個人予約は、メールのやりとりが英語なので面倒ですが、逆にその分安く泊まれたり、グレードアップがあったりと、旅行そのものにいろいろな味をつけてくれると思います。

 苦労して予約したホテルやコンドが思いのほか素晴らしかったりしたときは喜びもひとしおです。(もちろんその逆もありますが、今のところはずれはありません)



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