気になるホテルの第二弾は、タートルベイにしました。アウラニやコオリナ同様、離島の雰囲気を味わえるホテルです。ただしアウラニやコオリナのホテルと違って、かなり昔から営業しているホテルです。
場所はオアフ島のほぼ最北端、東に5kmぐらい行くとエビ養殖で有名なカフク、西に6kmぐらいで、冬場のサーフィンが有名なサンセット・ビーチがあります。
街と言われるものは近くにはなく、一番近いのがカフクの先にあるライエという街で、10kmぐらい離れています。
その間あるのはエビの養殖池(初めてこの場所をレンタカーで通ったときは、ハワイでウナギの養殖をやっているのか、と驚きました)と、そのエビのプレートランチのワゴンぐらいです。
大きな地図で見る
カフクの街中には、昔のサトウキビ工場の跡地があって、勝手に?見学することが出来ます。さび付いた大きな機械がまだ置いてあって、また日系人の写った写真もいくつか展示されています。
タートルベイの入り口は、いわゆるノースのドライブコースである83号線を走っていると、突然山陰に入口が現れますので、「ここに行こう」という意識を持っていないとあっと言う間に通り過ぎてしまいます。
看板のある道路を曲がると両側にゴルフ場が広がり、そこを1km近く進むと右側に駐車場が見えてきます。
最初にこの場所を通ったときは、入り口は見たものの、いかにもリゾートっぽい雰囲気だったので、我が家には合わないだろうと判断して通過。結構そこを曲がるのには勇気がいりました。
その先にホテルの建物がありますが、その手前にオープンエアのレストランがあって、我が家が足を踏み入れたのはここまでです。
このレストランの名前も今は変わっているみたいですが、レストランからホテル前に広がるラグーンが見え、レストラン内を風がそよそよと吹き抜け、いかにもリゾートという感じを盛り上げてくれました。
レストランの味もなかなか良く、周辺で食べているのは欧米人ばかり。当然対応も英語しか通じませんが、拙い英語でも従業員さんは一生懸命聞いてくれ、こちらが嫌な思いをすることはありませんでした。ただ日本人の宿泊率は低いんだろうなと感じました。
しかしこういったホテルで、それこそワイキキの喧噪を忘れてのんびり1週間ぐらい過ごすのも良いかなとは思います。ディズニーやコオリナ周辺もそう言った雰囲気がありますが、どちらかと言えばディズニーが出来たことやタイムシェアを考えると家族連れ向きだと思います。
それに対して、こちらはある程度の所得があって、本当に誰にもわずらわされずに夫婦やカップルでノンビリしたいという人たちに向いているような気がします。
宿泊価格ですが、エクスペディアでは出てきませんでした。タートルベイのホームページを見てみたら、一番安い部屋がホテルルームで325ドルから、オーシャンフロントデラックスが389ドルから、さらにコテージもあります。
実際にはこれに税金が約14%、さらにリゾートフィーが25ドルぐらいかかるので、まあだいたい400ドル以上ということになります。そう考えるとこれはちょっとと思いますが、離島まで行く手間や、料金を考えると、ここに数泊してからワイキキに移動するのも良いかもしれません。
ただこれだけの値段を出すのであれば、私だったらカイルアやラニカイのバケーションレンタルの物件を探すと思います。
なおこのホテル周辺の岩場には、シュノーケルスポットがあちこちに点在するようです。魚が好きな人は楽しいかもしれません。