MAKAHA SONS of Ni'ihau

Puana Hou me ke aloha

12曲(44分20秒) 1984年、1999年再販

TOROPICAL MUSIC

1. Mo'olele
2. Ka U'i O Nalani
3. Hola E Pae
4. Waipahe'e Falls
5. Ku'u Pua Hone He Nani Ki'eki'e
6. Limahuli
7. Nani Wale Na Pua
8. Hilo One
9. Kaua'i O Mano
10. Na Pua Lei 'Ilima
11. Star Of Gladness
12. Alaka'i


 マカハ・サンズは私のお気に入りのグループの一つです。低音から高音まで全くぶれることなく、素晴らしいハーモニーを聞かせてくれます。

 ただしこの時期のハーモニーは今のビロードのような滑らかなハーモニーに較べると、若干荒削りなものを感じます。

 コンテンポラリー・ハワイアンの元祖といえる存在だと思いますが、トラディショナルハワイアンも聞き応えがあります。

 これはかなり古いCDですが、この時期はあの癒しの巨匠である「IZ」も所属しました

 パッケージを見ると4人グループのど真ん中にどっしりと座っている姿が印象的です。しかしこのときはサモア系の体の大きな人だなとしか思えません。

 それがこの後どんどん体が大きくなり、若くしてこの世を去ることになってしまいました。途中でマカハサンズから独立しているようですが、詳しい経緯は知りません。

 このCDはそのIZのまだ若々しい張りのある声を聞くことが出来る貴重なCDではないかと思っています。

 この声から晩年近くの「オーバーザレインボー」を歌うまでの間に彼の心の中にどのような心の変遷があったのか、そんなことを考えながら聞きたくなるCDです。

 3曲目、4曲目、いいですねえ。リズミカルで楽しげです。6曲目、晩年のIZの歌い方に通じる何かを感じます。何か感じるところがあったのかもしれません。

 8曲目、その後のマカハサンズのCDでもよく聞く曲です。このCDではあっさり歌っている感じです。



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