WILLIE　K

the　uncle　in　me　volume２

１１曲（４７分４０秒）　２０0１年

MOUNTAIN APPLE COMPANY

　
　ウイリーKっていったい誰？と思う人も多いと思います。いわゆる癒し系のハワイアンとはあまり縁がないような人で、褐色の肌に大きなぐりぐりした目玉が特徴のおじさんです。

　声に張りと独特の透明感があり、絶叫しているわけでもないのに、やけにパワーを感じます。「何だか疲れちゃったな」と思うとき、この人の声を聴くと元気が出る。そんな感じの曲が多いです。

　フラダンスには向きません。元気を分けて欲しい、と思うとき聴きたいCDです。個人的には９曲目までがお勧めです。

　２曲目、青空に向かってこんな声で歌えたら、さぞかし気持ちが良いだろうと思います。ハワイの尾崎紀世彦というのでは、比喩が古いでしょうか？

　３曲目、おなじみのハワイアンですが、この人が歌うとなんだか日本の演歌のようにも聞こえますが、私は好きです。

　全体を通して、ともかく元気いっぱいのウイリーさんの魅力を余すところなく表現しているCDだと思っています。