WILLIE K
KALIKIMAKA
14曲(57分40秒) 1999年
MOUNTAIN APPLE COMPANY
1. Mele Kalikimaka |
2. Christmas Island |
3. What Child is This (Greensleeves) |
4. Christmas Bells |
5. Away In A Manger |
6. Reggae Christmas |
7. Silent Night |
8. I Saw Mommy Kissing Santa Claus |
9. The Little Drummer Boy/Ring Your Christmas Bells |
10. Unto Us Is Born A King |
11. Merry Christmas |
12. O Holy Night |
13. Song of Christmas |
14 It's Christmas Time Again |
ジャケットの表面にご本人の写真が出ていますが、日本人の目から見ると、髪の毛ボサボサで何だか得体の知れないおっさんだなという印象です。
こんな人が道端でジャケットの写真のように迫ってきたら、思わず後ずさると思います。
しかしその歌声はパワフルで明快。初めて聞いた時は思わず「へえ〜!」と唸ってしまいました。
1曲目からノリノリの音が出てきて、思わず体がスイングしてしまいますが、良く聞くとどこかで聞いたことのあるようなクリスマスの曲です。
それがハワイアン風にアレンジされて、明るい青空の下のクリスマスという雰囲気を感じます。
3曲目、誰もが一度は聞いたことがあるグリースリーブスですが、それがなぜかハワイアンテイストのポップスになっています。
4曲目、楽しさ満開。思わず足や体でリズムを刻んでしまう楽しげな曲です。これならサンタクロースも思わず踊ってしまいそうです。
7曲目、一転して落ち着いたサイレンとナイトですが、まるで教会で聞いているみたいです。
9曲目、気合の入ったリズミカルなテクノポップ調の曲です。ウイリーさんの持ち味全開です。
12曲目、カントリー調ホーリーナイトですが後半に向けての盛り上がりが聞き所です。
14曲目、ボーナストラックとして、ウクレレの伴奏でこれこそハワイアンクリスマスソングという曲です。
クリスマスが近くなったら、部屋でワインでも飲みながら二人で聞くもよし、思い切ってドライブに出かけ、高速を突っ走りながら大音量でこのCDを聞き、一緒に口ずさむのも良いかなと思います。
普通のしっとりしたクリスマスではなく、あくまで明るい青空の下ではじけるような楽しいクリスマスを迎えたい人に向いているクリスマスソング集です。
いわゆる癒し系ではありませんが、聞いているだけで心がスカッとしますので、その意味では心が和むCDで、私はひじょうに気にいっています。シーズンが近づいたら自信を持ってお勧めできるCDです。