ISRAEL KAMAKAWIWO’OLE
ALONE IN IZ WORLD
13曲(52分27秒) 2001年
The Mountain Apple Company
1. Mona Lisa |
2. Kaleohano |
3. 'Ulili E |
4. Hanohano Wale No Na Cowboy and Ka Huila Wai |
5. Hi'ilawe |
6. Henehene Kou 'Aka |
7. Ahi Wela / Twinkle Twinkle Little Star |
8. 'Opae E |
9. Starting All Over Again |
10. Over the Rainbow |
11. Panini Puakea |
12. La 'Elima |
13. In This Life |
アマゾンのハワイアンCDで常に上位にランキングされています。アメリカのe−bayオークションサイトでも高値で取引されています。
なんでそんなに人気があるの?と思われる方も多いと思いますが、とにかく一度でいいので1曲目のさわりだけでも聞いてみてください。
ジャケットには本人が水に浮いた状態の写真が掲載されていますが、初めて見る人は「なんだこの太ったおじさんは?」と思われるでしょう。ところがこの人の声を聞くと、とたんにその歌声に引き込まれてしまいます。
声の質は巨体に似合わず繊細で味があります。IZのCDは本人が亡くなっているため基本的に新しい曲はありません。
しかし人気があるために、いろいろな曲を組み合わせたCDが今でも発表されているようです。
このCDはその中でも、IZの演奏を最初から最後まで堪能できるベストアルバムと言って良いと思います。
特に癒し系の曲を求めている人にお勧めです。1曲目、古いラジオの「モナリザ」を聞いて懐かしむ情景から、本番が始まります。2曲目はわずかにかすれたサビのある歌声が、昔を慈しむように歌っていますが、何故か気持ちを揺さぶられます。
7曲目、背筋が寒くなるような、思い入れたっぷりの曲。この感覚、たかだかCDの歌声でこれほど心に響いてくる曲はないと思います。
13曲目、我々は自分の生活を謳歌する権利があり、それは誰にも邪魔できない。そんな生活を私は誇りに思う、みたいな内容を歌っているように思えます。(実際の歌詞の内容とは異なるかもしれません)