ホノルル空港からワイキキまでを例にとって、簡単に運転について説明します。
先ずはブレーキペダルに足をしっかり乗せ、サイドブレーキをゆっくりはずしていきます。サイドブレーキは手ではずすものと足ではずすものがあります。
続いて徐々にブレーキペダルの足をゆるめ、アクセルをふかさない状態でどのくらいのスピードで走り出すのか確認します。
ハワイの車は何もしなくても勝手に結構速く走り出します。やはりエンジンの力が強いのでしょうか。当然前進よりもバックの方が早く走るので、無闇にアクセルを踏まない方が良いです。
ブレーキを離した状態でスピードを確認したら、足をアクセルに移し静かに少しずつ踏みこみます。教習所で習う通りなのですが、加速の良い車が多いように感じていますので、これまた注意が必要です。
加速感を確かめながら、ゆっくりと駐車場を出ますが、すぐに一般道になります。当たり前ですが、この時点である程度標識や道路交通法の予備知識がないといけません。
地理が不安な場合は、動き出す前に地図をよく見て、多少は曲がり角等の見当をつけておかないと焦ることになります。
とはいうものの、ハワイでレンタカーに乗れることがうれしくて、また地図を確認していてもすぐ忘れてしまうので、私も結局すぐに動き出してしまいます。
カーナビがあれば問題ありませんが追加料金を取られるし、どうも使い慣れない機械に指図されるのも神経を使いそうです。
一般道に出たら、最初の内はともかく呪文のように「右側通行、右側通行」と頭の中で唱えるしかありません。
同時にセンターラインを常に意識して、車が必要以上に右の歩道側に寄らないように注意。(運転手が左側にいるにもかかわらず、つい右側にいるように錯覚し、車が右寄りになってしまいます)慣れるまではセンターラインから1mぐらいのところをキープするよう努力します。
最初の信号が見えてきました。しかしハワイの信号は見にくいです。視力が悪い人はきちんと眼鏡やコンタクトで強制しておく必要があります。
私は乱視なので、矢印だか青信号だか、遠目ではよく分からないことがあります。標識の類も妙に字が小さいように思えますがどうでしょうか。単に慣れていないせいかもしれませんが。
よしよし、青だ青だ、進め、進め。ホノルル空港からならすぐにH1に乗る人が多いと思います。一応その方向で話しを進めます。
もちろん一般道で行くことも出来ます。しかしH1なら一度うまく乗ってしまえば、右折や左折をしなくても済むし、対向車もいないので楽なはずです。
唯一の欠点は、車線数がやたら多いことと、標識が一瞬で過ぎ去ってしまうように見えることです。これはたぶん英語を読もうとしているからだと思います。
日本語のように英語を単語全体の形で判断できるようになれば、標識も見やすくなるはずです。基本的には「WAIKIKI」とか「H1 EAST」という語句を目安にして進めばいいと思います。
というわけでいよいよH1です。