滞在費用を安くするという言葉の裏側には、効率的にという言葉が隠されています。つまり安い分遅いとか、サービスが低くなるという条件をどこまで我慢できるか、ということです。
具体的な意味が分からないという人もいると思います。以下を読んでいただければ意味するところをご理解いただけると思います。
送迎
ツアーの場合はついているものが多いのですが、最近は送迎を自分で行っても良いという選択肢をもつツアーもあります。自分たちにとって、どれが一番安くて効率的かということです。
もっとも安いのは混載バスによる送迎で、これはツアー料金の中に含まれている事が多いので、その場合は基本的には無料です。
またこの混載バスで市内観光に出かけたり、説明会会場に向かったりするものもあります。この場合は、送迎料金は無料ですが、観光地や説明会でお土産等の購入を勧められたりします。
もちろん断ればいいのですが、睡眠不足の頭で説明を受けている内に、特に初めてのハワイ旅行ではつい「そうかあ、そんなに安いのかあ。しかもホテルまで届けてくれるならすごい便利だなあ」なんて思って買ってしまう場合もあります。(これは実は私の経験談です)
その後ワイキキのABCあたりで、同じものがもっと安い値段で売られているものを見つけたりしてがっくり。まあホテルまで届けてくれるんだからいいかあ、と自分自身を納得させていたことを思い出します。
でも結局滞在中にも似たようなお土産を購入したりして、帰りは大変な荷物の山になり、汗をかきながら空港を移動したことを懐かしく思い出します。
話しを戻して、混載バスによる送迎は基本的に無料なので一番良いのですが、欠点はタイミングが悪いと空港で長時間待たされることがあるということです。
つまり飛行機着陸からワイキキ到着まで、直でいっても2時間以上かかることがあるということです。
短い旅行日程でこの時間的ロスは大きいし、ともかく早くワイキキに行くか、どこかもっと別の面白そうな場所に行くか、乃至は出来れば早めに休憩したいと思うのではないでしょうか。
そう考えると混載バスは、バスに全員が乗るまで待たねばならず、いかにも効率が悪く感じられます。
特に幼児連れやお年寄りと一緒の場合は、できれば避けた方が後々の旅行日程が楽になるはずです。
早くワイキキに着くという点では、混載シャトル(10人乗りくらい)の方が小回りがきくので、こちらのほうが空港で待つ時間は短くなるはずです。
さらにタクシー利用。こちらはその家族だけなので、すぐに乗れば着陸後1時間ぐらいでワイキキに着きます。さらにさらにリムジンならば、早いだけでなく移動中に豪華な雰囲気を味わえます。(ただし30分ぐらいですが)
しかしながら、混載バス以外はだいたい別の追加料金が必要です。当然リムジンが一番高くなります。
目安としては個人で行くと、タクシーでは空港からワイキキまでチップを含めて45ドルぐらいですから、タクシー追加料金30ドル(チップを含む)みたいな料金体系なら、安い価格に設定されているのだと思います。(ただし最近はツアーによってはリムジンによる送迎料金まで含まれているものもあります)
以上を具体的に書くとこんな感じです。(料金は一般的なツアーの価格や個人旅行の価格を参考にしています)
一般的片道料金 (追加料金) |
着陸後 ワイキキまで |
乗車定員 | 備考 | |
混載バス | 無料 | 2時間ぐらい | 50人乗りぐらい | 各種のツアー客が集まる |
混載シャトル | 1人1500円 前後? |
1.5時間ぐらい | 10人乗りぐらい | 定員人数分集まれば出発 |
タクシー | 1台4500円前後 | 1時間ぐらい | 4人ぐらい | リムジン仕様のタクシーも あります |
リムジン | 1台8000円前後 | 1時間ぐらい | 10人前後 | タクシー程度の大きさから大型のものまで |
レンタカー | 5000円ぐらい〜 | 1時間ぐらい | 5人ぐらい | 保険等は最低限のものだけ |