前置き
正直なところハワイ旅行は多額のお金を要します。「よくもまあ毎年毎年行けるもんだ、それだから金が貯まらないんだ」、と親からは揶揄されていますが、「それでも行きたい!」という衝動を抑えることは出来ません。
一方、旅行資金の捻出は徐々に難しくなっています。一頃流行っていた格安航空券なるものがほとんど見られなくなり、さらにハワイの宿泊料金も物価の上昇に伴って、ここ10年ぐらいで少なくとも1.5倍にぐらいになったような気がします。
さらに滞在しているときの食事代も、以前は5ドルぐらいで何とかなったものが、軒並み10ドル近くになり、ハワイ旅行に行き始めた頃は、「ハワイの物価はなんて安いんだ。どうして日本の物価はこんなに高いんだ」と不満に思っていたことを妙に懐かしく思い出します。
最近では日本の食事代の方が安く済むように思えます。ハワイではお昼をレストランで食べたりすると1食分の値段は約10ドル。
これで済むのか思うと実はこれに税金とチップが加算されます。この毎回支払わなければならない2割近いチップが家計には大きなダメージです。
従って我が家は徐々に滞在中の外食が減り、青空市場の活用頻度が高くなりました。
また土産も、買う直前に「本当にこれは今必要なのか」といったん立ち止まって考える癖が付きました。日本にいても、ハワイにいても節約節約となり、お金の面ではリゾート生活を楽しめる環境ではなくなってしまいました。
そのへんの詳しい話しはまた後日まとめることにして、とりあえず日本にいるときの日頃の心構えなんぞをちょっとまとめてみます。これは別にハワイ旅行に行くためと言うだけではなく、老後の生活のためにも意識していることです。
旅行資金の概算
旅行に行くために必要な資金を概算します。他のページでも書いていますので、内容が多少ダブります。ご了承ください。
ここでは単純に計算します。夫婦と息子1人(我が家の場合)がワイキキバニヤンに2週間宿泊するパターンです。個人で計画すると、一人あたり航空券15万、宿泊料1泊0.5万円(三人で1.5万)で2週間14泊します。すると基本料は一人22万。
単純ですが総旅行費用の計算式です。
15万×(人数)+1.5万×(宿泊日数)
逆にこの数値を旅行人数で割り算すれば一人あたりの旅行費用を計算できますので、ツアー料金と比較することも出来ます。
我が家の場合、これだけで約66万を越します。これに3人の2週間の生活費が加わります。食費と遊ぶお金を考えて、1日1万円とすると、だいたい14万円ぐらいです。
総額約80万円。まあ改めて計算するととんでもない額です。これを10数年繰り返しているのですから、お金が貯まらないはずです。
ただし2週間ハワイで生活していれば、日本での生活費が浮きます。この分を仮に10万とすれば、総額は70万と考えることも出来ます。
で、この70万をどうやって捻出するか。またはここから如何に安くするか、乃至はどうやって支払っていくのか、というのがこれからのテーマです。
要するに旅行に行くためには、旅行資金の捻出と、如何に旅行費用自体を安くするか、そしてさらに現地で如何に安くかつ楽しく生活するか、ということを考えなくてはいけないと言うことですです。
安いツアーを探すことも大事ですが、自分自身の資金繰りも考えてみましょう、というのがこれからのテーマです。