実用的なもので、比較的安価。しかも軽くてたためば小さいので持ち運びが楽。種類も豊富でいかにもハワイらしい、というお土産の代表格がTシャツではないかと思われます。
ABCストアの店頭には、5枚でいくら、なんていう表示のTシャツが山積みにされています。
計算してみると1枚数ドルで買える物もあり、つい手にとってみたくなります。特に初めてハワイに行った人は、その安さにびっくりして買ってしまう人も多いと思います。
しかし帰国後実際に着てみて、何となくいまいち、という印象を持ってしまうデザインが多いのも事実です。
特にでかでかと「HAWAII」なんていう文字が入っていると、なかなか日本では着る機会がありません。
多くの場合、ハワイの明るい日差しの下で選びますので、つい派手目のデザインを選んでしまい、帰国して着てみると周囲から浮いてしまうなんてことも結構あります。
私も最初はデザインや色合い、大きさだけを見て選んでいましたが、最近はやはり安いものは安いなりにどこか問題があると思うようになりました。
そこで改めてTシャツの選び方というのを思いついた範囲で考えてみると、気にしなければいけないのは
@ サイズ
しかし実際に選ぶ段階になると、MとかLの違いしか分からないので迷うことも多いのですが、メーカーによってMとLの企画が違うようで、Mでも大きかったりLでちょうど良かったりします。
ということは実際に普段着ているTシャツの好みのサイズをあらかじめ測っておいた方が良いということになります。
それが無理なら試着若しくは実際に体にあてがって判断しないと、「折角良いデザインのものを選んだのにサイズが・・・・」とがっかりすることがあります。
A 色、デザイン
欧米人は派手な原色が好きみたいですが、日本人は原色に近いTシャツはあまり好まないような気もします。
また物によっては、色落ちして、数回洗濯したら何だか最初とは全然違う色になってしまうという場合もあります。
さらにプリントをペンキのような染料で生地に貼り付けるような形でデザインされているものは、その部分の通気性が悪いです。
なお黒いTシャツは格好良いですが、ハワイでは紫外線が強いので、Tシャツそのものが、熱を吸収してかなり暑くなります。また場合によっては、黒字の部分だけ日焼けをするなんてこともあります。
B 襟
安いものに限って、洗濯をするとすぐに襟周りが伸びてきたり、全体が縮んだりします。特に襟周りが伸びてきたものは、普段着ならともかく、外出時には恥ずかしくて着れませんん。
C 材質
当然ながら暑いときの汗の吸収等に関係しますので、化学繊維が使われていない方が良いはずです。
というわけで、実際にいろいろ良いものをと考え絞り込んで行くと、大量に山積みされているようなTシャツの中からは、なかなか良いものが見つからないなという印象を持っています。
D 価格
ファッションセンスはほとんどゼロに等しい私の拙い経験ですが、新品で特別なセール品を除いて10ドル以下のTシャツを買うぐらいなら、日本で買えば充分という気がしています。
過去に購入したTシャツは、だいたい10〜30ドルぐらいのものですが、実際に着てみて長持ちしているのは、やはり30ドルぐらいのものです。
しかしTシャツ1枚買うのに、日本なら今や1000円ぐらいで買える場合もありますから、わざわざハワイでいくら記念とはいえ30ドルも出して買うのもなんとも馬鹿馬鹿しい気もします。
というわけで新品の比較的高級なTシャツを安く買える店はどこにあるかという流れになります。