五社目は、最近めきめきと実力をつけ、日本各地からハワイ便を運行するようになったハワイアンエアラインです。以前は離島間を細々と飛んでいるイメージがありましたが、どうゆう訳だか大きな会社に生まれ変わり、路線をどんどん拡げています。
乗った瞬間にハワイを感じられると言うのがウリのようですが、マイレージ制度はどうなのか。ホームページを参考にしながらまとめてみます。
1.区間換算率
先ずは区間マイルとチケットによる換算率ですが、チケットのクラス別の表記はありませんでした。従って換算率も関係なさそう。2013年11月現在の数値は以下の通りです
出発地 | ハワイ片道 | 備考 |
羽田 | 3850 | なんで札幌のマイレージが少なくて、南にある福岡のマイレージが大きいのか気になる方もいると思いますが、これは地球が球形をしていて、球面に沿って飛行したとき、札幌が一番近くなるからです。 |
関西 | 4113 | |
福岡 | 4393 | |
札幌 | 3748 |
次にハワイ諸島間の移動です。
離島間 | 片道 | 備考 | |
ホノルルーヒロ | 500 | 216 | ヒロ、コナ:ハワイ島 リフエ:カウアイ島 カフルイ:マウイ島 ハワイ諸島は北西から南東に向かってカウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、ハワイ島の順位並んでいます。 二種類の数字は、チケットのクラスによるものです |
ホノルルーコナ | 500 | 163 | |
ホノルルーリフエ | 500 | 102 | |
ホノルルーカフルイ | 500 | 101 | |
リフエーカフルイ | 500 | 201 | |
ヒローカフルイ | 500 | 120 | |
コナーカフルイ | 500 | 84 |
なおハワイアン航空も500マイルを14.78ドルで購入できます。と言うことは5000マイルが147.8ドル。約15000円。結構便利そうに思えます。
もう1点。全日空とのコードシェア便で全日空のマイルを貯めることも出来ます。また大韓航空とも提携しているようなので、こういった会社のマイルを貯めているからは、いろいろ細かい規則を日常的にチェックする必要がありそうです。
2.特典航空券獲得基準マイル
特典航空券獲得の基準マイルですが、日本(羽田、関空、福岡、仙台、札幌)とハワイ間では以下のような表が掲載されています。数字は片道だけですから、結構厳しいです。また混雑の具合によって必要マイル数が変わるようです。
エコノミー | ファースト/ビジネス | |||
スーパー セイバー |
セイバー | フレックス | セイバー | フレックス |
40000 | 60000 | 80000 | 65000 | 130000 |
3.アップグレード基準マイル
次にアップグレードの規定ですが、片道分の数字です。必要なチケットの方はエコノミー席をお金を出して購入すれば対象になりそうです。
エコノミーからビジネス | ビジネスからファースト | |
アップグレード | 45000 | 90000 |
4.感想
基準マイルはおおきいものの、お金でマイルが買えるというのは魅力かもしれません。ただハワイ在住の方と比べると、日本人がハワイアン航空をそれほど頻繁に使うとは思えず、基準マイルを貯めるのは結構大変だろうなと思えます。
また私が調べた範囲では、クレジットカードを使ってショッピングをして、そのポイントを移行するという制度もなかったように思います。つまり貯めるにはひたすら乗るしかない、ということで、結構厳しいなと感じます。