ココ・クレーター・ハイキング(その2)

 私が上りに要した時間は1時間。地図を見ると距離的には1kmぐらいです。

 頂上で30分ほど休憩しながら、360度パノラマの絶景を撮影。これは苦労した分感動しました。以下は頂上から見たマカプウ岬方面です。

ココクレーター 頂上から見たマカプウ岬方面

 そしてコオラウ山脈の山肌にへばりつくように建設されている住宅街。

ココクレーター登山道から見た山の斜面の住宅地

 さらにハワイカイの向こうにはダイヤモンドヘッドやワイキキのホテル群が見えます。

ココクレーター頂上から見たダイヤモンドヘッドとワイキキ

 続いて今度は下り。上から見下ろすと、最初はスキーの斜面のように、崖になった向こう側の階段が見えず、ちょっと恐怖を感じます。

ココクレーターの階段を上から見下ろす

 最初は息も上がらず快調に降りることができますが、段差が大きいため、まともに真っ直ぐ降りられません。

 横向きになって、カニのように降りていきますが、降りるために踏み出した足の負担が意外に大きく、足の付け根に全体重がガツンと響きます。

 左右の向きを変え再び降ります。急勾配にになる手前では、階段が急激に落ち込み、先が見えません。いきなり空中に放り出されるような錯覚を覚えます。

 途中振り返ると頂上が見えます。一方正面には絶景のパノラマが広がっていますが、如何せん足元に注意していないと急勾配の斜面を転がり落ちてしまいそうになります。

 一番下にたどり着くころには、足全体にじ〜んとした疼痛を感じるようになります。よろよろしながら駐車場に戻ります。

 あらかじめネットでココ・クレーターの登頂記はいくつか読んでいましが、ひじょうにしんどいのでやめたほうが良い、という記述にはついぞお目にかかっていません。

 しかし私はこの場で恥を忍んではっきりと記しておきます。ダイヤモンドヘッドの10倍ぐらい疲労度があること。50代以上は、スポーツをやっている方以外は避けたほうが無難。

 10代から30代位までの健康な人が挑戦する
には良い場所。心臓等に病気がある人は絶対に避けるべし。水と帽子、カメラは必携。以上です。

 その後ハワイの新聞で、この登山道の途中でへばってしまい、ヘリコプターで病院に輸送される方がいたという記事を読みました。
私の感覚が正しかったなと思っています。



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