ココ・クレーター・ハイキング(その2)

ココクレーター登山道から後ろを振り返ると
登り始めの元気な頃
後ろを振り向くとこんな景色が
ココクレーター登山道からハワイカイ方面
右を見るとハワイカイ方面が一望
ココクレーター登山道の途中の危険箇所
朽ち果てた枕木の先に急勾配が
ココクレーター登山道から見たハナウマ湾
振り返ればいつの間にか
ハナウマ湾が見えていました


 上るにつれ足がかなり疲れてきます。息も思うように吸えなくなってきます。「しかし一度休んだら再び動き出すのが大変。

 ともかくゆっくり行ける所まで行こう」と言い聞かせながら、一歩一歩足下を見て登ります。

 最初は周りの景色を見る余裕もありますが、段々とひたすら足を動かす作業だけになっていきます。しかも暑い。水を飲まなくては熱中症になります。

 水筒を取り出し水を飲みながら一息つきます。といっても本来の階段ではないので、踊り場は無いため、斜面の途中で立ったまま飲むしかありません。

 しかし飲みながら後ろを振り返ってみると、駐車場が下に見え、射撃場がその横に見え、そしてさらにその先に目を転じると、ハナウマやハワイカイの雄大な景色が広がっています

 再び登り始めます。ふと見上げると、途中からの急勾配がまじかに迫っています。「これを登るのかあ」と思いつつ、それでも「千里の道も一歩から」などと、自分を励ましながら進ます。

 途中一箇所レールの下のがけが崩れていて、レールと枕木しかないところがあります。

 枕木と枕木の間から下が見えます。幸いなことに右に回り道があるので、そちらのルートを選んだほうが無難です。

 しかし回り道のルートも結構な急斜面で滑りやすいので、靴の選択には充分注意を。

 難所を抜けると再び枕木との格闘です。ちょっと休んで水を飲み、周りの景色を見回し、再び登る。これの繰り返し。

 休憩に要する時間も段々長くなります。そうこうするうち、ついに急勾配の部分に到着。一段一段の高さの差が激しく、一歩一歩がつらくなってきます。

 やがてどうにもこうにも疲れ果て、足を上げようにも上がらず、眩暈すら感じるようになってきます。

 しかしそこで諦めるのも不愉快なので、今度は目標を決めて登ります。あの木のところまで、あの崩れた枕木のところまでといった具合です。しかし肺は空気を求め、心臓はバクバクしてきます。

 見上げると頂上はまだまだ遥かかなたです。上を見てため息をつき、下を見て絶景に驚き、、後30歩だけ登ろうと自分に言い聞かせながら登ります。足元もだんだんよれよれしてきます。

 唯一の慰めは眼下の雄大な景色。登るたびにそのパノラマ風景がより広がっていきます。

 半分朦朧とした状態で登りを繰り返します。ふと上を見上げると、あれほど急勾配だった階段が、あと30mぐらいで緩やかになっているのが見えてきます。よし最後の力を振り絞ってあそこまで行こう。そうすれば新しい展望が開ける。自分に言い聞かせて、機械的に登ります。

 すると急に上りが楽になってきます。ついに急勾配の難所を通り抜けました。苦しかった息遣いも少し楽になってくるはずです。そしてついに枕木の階段の終点が見えてきます。



頂上へ


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