ダイヤモンドヘッド登山(その2)

 入山料を支払い、いよいよ登山開始です。

ダイヤモンドヘッド登山道入り口の看板

 右側にトイレがありますので、利用します。この先トイレはありません。(2005年、このトイレもリニューアルされ、きれいかつ広くなりました。)

 飲み物はあるでしょうか。必需品です。カメラや双眼鏡も、用意するに越したことはありません。

 ハイキング程度なので、登山靴等は必要なく、スニーカーで充分ですが、ヒールやサンダルはやめた方が無難です。

 登山道からは1本道です。すれ違う人も多く、標識を見ていけばまず間違いありません。あちこちに登山道をはずれるなという趣旨の立て札があります。

ダイヤモンドヘッド登山道

 初めは火口内の平坦なコンクリートの道を進みます。このコンクリートの道が途切れる辺りからゆるやかな坂道となり、やがて段々と山登りらしくなります。

ダイヤモンドヘッド登山道

 初めは「なんだこんなもんか」と思っている人も、本格的な坂道になるとやはり辛いです。日頃運動不足の私もやはりそうです。しかも年齢とともに、徐々にしんどくなっていくような気さえします。

 坂道の傾斜そのものはそれほど急峻ではなく、普通の体力があれば充分登ることが出来ます。また距離そのものもそれほどありません。ダイヤモンドヘッド自体の標高は数百mです。

 ただし坂道の最後の方は、日光のイロハ坂のように、ジグザグに登っていくことになります。さすがに疲れたなあ、これも年のせいかと息をあえがせる頃、おあつらえむきの休憩場が登山道左側にあります。

 ここからはクレーターの内部やココヘッド方面を見渡せます。うまい具合にさわやかな風が常時吹き抜けています。

ダイヤモンドヘッド登山道 途中からのクレーター内部の景色

 休憩後再度山道を登っていくと、急峻な階段に行き着きます。

 ここからがこのダイヤモンドヘッド登山のハイライトです。この階段や暗いトンネルがあるので、そこから抜け出たときのワイキキの風景に感動できるのではと思っています。

 この階段には踊り場がありません。しかも狭く、上から太った欧米人が降りてくると避けるのが大変です。そこをヒーヒー言いながら登りきると、ガイドブックでおなじみのトンネルです。



頂上


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