宿泊場所の部屋に入室

 ワイキキに到着し、宿泊施設前の道路、もしくはロータリーで下車。一流ホテルならドア係がさっと飛び出してきて車のドアを開けたり、スーツケースを運んだりしてくれますので、ちょっとVIPな雰囲気を味わえる一瞬です。

 そこから先は宿泊形態によってさまざま。チェックインはホテルのフロント、バケーションレンタルの管理会社の事務所等で行われることも多いですが、中には人が介在しない物件もあります。

 その場合は、あらかじめメール等で部屋の鍵の場所が知らされています。多くの場合、ドアのノブに、でかい鍵がくっついていて、その鍵の中に本当の鍵が入っています。

 この鍵のことを「ロックボックス」と呼びますが、大きな鍵に付属しているナンバーを、あらかじめ知らされているナンバーに合わせると鍵が外れ、箱が開きます。

 この箱の中に本当のドアの鍵が入っているというシステムですね。最初はちょっと面喰いましたが、すぐに慣れました。

 さていよいよドアの鍵を開けて部屋に入ります。このときは「どんな部屋なんだろう。ラナイからはどんな景色が見えるんだろう」と期待が高まるとき。

 こういう時体内では興奮ホルモンのアドレナリンや癒しホルモンのオキシトシンが盛んに分泌されているのではと思えます。

 というわけでドアを開けると・・・もちろんその先は宿泊場所によって異なりますが、一般的には日本のホテルよりは格段に広い部屋と大きなベッドが見えます。

 「ここで〇日間過ごすのかあ」と思いつつ、私の場合は部屋の中をウロウロし写真を撮影して回ります。

 最後にラナイに出て外の景色を見ると・・・当然ながらこれも宿泊場所に寄ります。ただ日本の格安ビジネスホテルのように、窓を開けたら隣の建物の窓だったと言うことはほとんどありません。

 ワイキキの場合、建物と建物の間隔は少なくとも30m以上離れていますので、隣が見えて鬱陶しいと感じることはほとんどないと思います。
 
 ただアラワイ運河沿いの建物は、同じ向きに建てられていることが多いので、ラナイに出ると隣の建物のラナイが丸見えと言うことはあります。

 もしラナイに出て、100mぐらい先まで眺望が開けていたら、それだけで開放感に浸れるはずです。さらに青い海が見えたり、ダイヤモンドヘッドが見えたり、マノアの山すそが見えたりしたら大ラッキー。

 もうそれだけで、ラナイでコーヒーやビールを飲んでリラックスすることが楽しくなります。

 というわけで、私の場合は初日に部屋に入室したら、先ずは寝不足を補うために昼寝です。丈の高いベッドの上に大の字になり、「はあ〜、到着だ〜」なんて思っていると、あっという間に入眠。

 ただし夜まで寝入ってしまうと時差ボケが解消できないので、1〜2時間で起きることが大事。もちろんそんな昼寝はもったいないという元気な人だったら早速街歩きを楽しみましょう。

 



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