空港で搭乗券を受領

 さて最寄り空港まで電車やバス、場合によっては自家用車を利用してようやく空港に到着。途中の行程で見かける人は、旅行者の自分とそれ以外の普通に生活を送っている人というように区別されますね。

 こういう時前ページにも書きましたが、「私はこれから旅行に行くんだよ」みたいなちょっと誇らしい気持ちを感じることがあるのですがいかがでしょうか。

 ただ空港が近づくに連れ、徐々に旅行に出かける人の割合が増えてきます。当然ながら空港の中に入ると周りは旅行者だらけとなり、先程の誇らしい気持ちは消失。到着までに感じたわずかな優越感も消えてしまいます。

 入口を入って忙しない人の流れをかき分けて電光掲示板でチェックインカウンターを確認し、スーツケースを転がしながら移動。

 この時も「いよいよ飛行機だ」みたいな気持ちはありますが、自宅を出た時ほどの高揚感は失われ、「早くチェックインしないと・・・」という焦りに似た気持ちになるかもしれません。

 ちなみにツアーだと集合場所に一旦集まる必要があるみたいですね。個人手配の場合は直接航空会社のチェックインカウンターに向かいます。

 ちなみにビジネスクラスを選択していると、チェックインの際に長蛇の列に並ぶ必要はないので、これまたちょっと誇らしい気持ちになれます。

 まあこの誇らしい気持ちと自慢したい気持ちはほぼ同じだと思うのですが、こういった心理の動きもストレス解消に繋がっているのではと思います。

 なお日系のJALやANAの場合はエコノミークラスであっても、開いているカウンターの数が多いので、出発時はそれほど並ぶ必要はないかもしれません。

 というわけで、スーツケースを転がしチェックインカウンターへ。先ずは「よっこらしょ」という感じで持参したスーツケースをカウンター横のベルトの上にのせます。

 するとすぐにカウンター上にスーツケースの重量が表示されるのですが、最近はこの重量制限も厳しくなり、ちょっとでも越えてしまうと荷物の詰め替えを行う羽目になります。

 スーツケースの重量が何とか規定内に収まっていると、そこから手続き開始。必要なのは予約確認書(eチケット)とパスポートですね。

 ハワイ旅行というか海外旅行初心者の頃は、この時係から予想外のことを何か言われるのではないかとちょっと緊張して身構えたりしましたが、手荷物に禁止されているものが入っていなければ特に問題なしです。

 搭乗券を渡され「行ってらっしゃいませ」なんて笑顔で言われ、チェックインカウンターを後にする頃には、もう旅行者の顔になっているはず。

 気分的にも「今私は日本とハワイの中間ゾーンにいるんだ」みたいな気持ちになることも多いです。つまり日本という国で様々なしがらみを受けて生活している空間から、少しずつ抜け出していくという解放感です。



手荷物検査、出国審査


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