いよいよ待ちに待った出発当日。前日の夜はうれしくて寝付けなかったなんて言う人もいると思います。
私もハワイに通い始めた5回目ぐらいまではそういった症状?がありましたが、最近は前日と言っても出発は夜なんだから焦る必要はない、みたいな開き直りも感じるようになり、良く寝られるようになりました。
さて当日ですが、スーツケースや手荷物等を玄関先に用意して、最後にもう一度家の中の戸締りや電気の消し忘れ等を確認。
さらに忘れ物等を最終チェックして靴を履きます。ちなみに空港に着いたらパスポートがなかった、なんていう悲惨な事例もあるみたいですから、忘れ物は充分に確認して。
パスポート、各種予約確認書、現金があれば、とりあえずハワイまでは行けます。ただ私のこれまでの経験で「まいったあ」と思ったものが持病薬。
新しく処方された薬を手荷物に入れ忘れたことがあります。こうなると現地でも体調が心配でしょうがないです。
幸いにも私の場合は、現地で名称が違うものの同じ成分の薬があったので、それで代用しました。
さてここまでは癒し効果とは全く関係ない話です。そしていよいよ出発。玄関の鍵を開けてドアを押し開く。
この時見える光景は、いつも見ているのとまったく同じわけですが、気持ちは高揚。天気が良くて青空が見えればなおさらですが、何だかすべての景色がまぶしく見えることが多いです。
この瞬間からストレスで凝り固まった心の一部が溶け始める感覚になるのですがいかがでしょうか?「いよいよ出発だあ」と心の中でつぶやく解放感は何物にも代えがたい。
ちょっと重くなったスーツケースを持って、路上を移動しているとき、周囲を歩いている一般の歩行者を見かけると、「いやあ今からハワイに行くんです」と、思わず声を掛けたくなる瞬間です。
空港に行くために最寄り駅に到着すると、周りには多数の乗客がいて、基本的には皆さん旅行者に対して無関心ですが、それでも「私はこれからハワイです」みたいなちょっと誇らしい、自慢できるような心境になります。
マイカーの場合はそういった心境とは無縁ですが、空港の駐車場に到着してスーツケースを移動するときなどに、実際にはなんとも思っていない係員さんの視線を意識することもあります。
要するに、玄関を1歩出た瞬間からハワイ旅行者モードが全開になって、ストレスが周囲にどんどん発散されていくのだと思います。
まあこれはハワイに限らず、旅行全体に言えることだとは思いますが、目的地がハワイだと猶更その感覚が強くなる気がします。