退職後のハワイ暮らし(2)

・ 生活習慣

 住めば都とは言いますが、語学の問題と同様に、長年住むとなれば当然生活習慣の違いが際だってきます。ちなみに私は田舎が石川県ですが、農村特有の人間関係や噂がすぐ伝わる環境にはとてもついていけないものを感じました。

 ハワイはたぶんそんなことはないとは思いますが、まだ私が予想し得ない生活習慣の違いがあって、それに対応するのに神経をすり減らすのでは、と考えています。

・ 友人の有無

 誰とでもすぐ仲良くなれる人は問題ありませんが、私自身は臆病な人間で、相手の価値観や気持ちがきちんと把握できるまで自分自身をさらけ出すのは苦手な人間です。

 従って最初の友人つくりが非常に難しいと思っています。年金を使って海外で生活する云々のハゥツー本は、だいたい例外なく誰とでも仲良く出来る陽気な人が主人公です。

・ 健康と病院

 語学にも絡みますが、自分の病歴を知っているのは日本の医師です。私自身は小さい頃から喘息、アトピー、成人してからは高血圧、治癒済みの結核、酒が好きなための肝臓の数値異常と各種の病気を常に抱えている人間です。

 だからこそ健康に注意して長生きするんだ、なんて元気づけて?くれる人も多いのですが、本人にとっては病弱な身は深刻です。もし現地で何かあったら、と考えるのは、海外での生活を考える以上必須項目だと思います。

 ただしハワイの医療体制は整っているとは思います。問題はその料金ですね。日本の医療保険は効かないと言われていますから、これは大きな問題です。

・ 物価の高さ

 ハワイに行くと物価が安いなとつくづく思います。しかしこのところの日本の不況によるデフレは、日本の物価も押し下げています。

 特に安くなったなと感じるのは衣服です。最近のバーゲンの値段を見ているとハワイの値段とそれほど変わりません。向こうはドル表示で、金額が小さく見えるので安く感じますが、冷静に計算するとそれほでもなくなったように思います。。

 物価のみを考えれば、私はまだ行ったことが無いのではっきりとは言えませんが、フィリッピンやタイ、スペインという場所が良さそうです。これは各種の紀行文を読んだ結論ですが、2013年現在マレーシアが第一位だそうです。

・ 日本からの距離、旅愁

 日本からの距離は実際の距離より時差や飛行機の時間で実感できます。ハワイは、まあ耐えられる範囲です。

 ハワイの唯一の欠点は時差。しかもこの時差のために、日本からの航空便は常に夜行便となります。私のように行きの機内で眠れない人間にとっては、この時間は本当に辛い。ただし永住になればこの問題は解決します。

・ 住む場所

 移住となれば当然恒常的に住む場所が必要です。ハワイは物価が安いと一般的には言われていましたが、最近の住宅事情を調べてみると、今や日本以上の価格だと言うことがよく分かります。

 もちろんどこでも住めれば良い、と考えればいいのかもしれませんが、我々ハワイ好きが一般的に考えるワイキキ周辺のリゾート地に定住するとなると、物件価格はそれなりのものを覚悟しないといけません。


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