2016.3.31
ハワイに行って「あ〜日常生活と違ってのんびりできるな」と感じるのはどんな時か?
ハワイそのものがゆったりとした時間が流れているので、別段そんなことを意識しなくてもなんとなくのんびりした雰囲気に浸れることも事実ですが、実際には予定していた観光地やレストランい行かなければならないと考え、結構せわしない思いをする人も多いのではないでしょうか?
私自身も「あそこに行きたい」「ここで食べたい」という欲求が強い時など、つい急ぎ足で歩いたりもしますが、周りの人の歩調を見て、「ああ焦っているな」と感じたら、すぐにゆっくりした歩みに戻すようにしています。
そんな中、そこまで意識しなくても、「あ〜のんびりしている」と感じる瞬間が、旅行中必ずあります。それはどんな時か?
一つ目が、普段はほとんど外食をしないので、レストランでおいしいものを食べながら、本を読みアルコールを飲む時間。贅沢な時間だなと思います。
ちょうど夕食時などでサンセットが絡んだりしたら最高ですね。2016年3月のハワイ旅行では、ちょうどアロハタワーの「ゴードンビアージュ」でその時間となり、良い思い出になりました。
二つ目が、一つ目と似ていますが、歩き回った時に疲れて休憩するために利用するカフェでのひと時。
オープンエアでさわやかな風を感じながらハワイアンコーヒーを飲んで、周りを行きかう人を眺めている時は、精神的にもリラックスしているように思います。
三つ目が単に移動中に歩いていたり、ビーチ際に置いてある椅子に座っている時。空を見上げて「きれいな青空だな」と思い、海を見て「いやあーやはり海はストレス解消に最高だ」と思うときです。
ここまでは誰でも感じることだと思います。そして今回新たに気が付いたこと。
四つ目ですが、なかなか来ないバスをバス停で待っている時間。時にはイラつくこともあるように思えますが、なぜかハワイにいると15分待ちとか20分待ちが苦になりません。
最近はスマホ等の普及により、次のバスは何分後に来るかという事が分かっている人も多いと思いますが、私はいまだにいつ来るか分からないバスをじっと座って待つという機会が多いです。
周りの風景を眺め、目の前を通り過ぎる人を眺め、青空を見上げ、ようやく彼方にバスらしきものが近づいてくるのを発見。
あれは何番バスだろう?なんてと思いつつ、期待を込めてバスの表示を見上げている時間。遠い昔私が中学生だったころ、一時期バス通学をしていた関係もあり、その頃の記憶に繋がっているような気もします。
周りにもバス待ちの人がいますが、日本のように行列を作ってバスを待つという事はなく、人それぞれが勝手な場所で好きなことをやって待っています。
そんな風景の中の一人として自分が存在するという感覚。しかもそのバス停に自分がいるということを知っている人は基本的に誰もいない。実に開放感あふれる時間なんだなと思います。
成田空港に到着した瞬間こういった気持ちを忘れてしまい、1分1秒を争って家路につくという気持ちになりますが、ハワイでのんびりした記憶だけは残っています。そしてそれがやがて次のハワイ行きを計画する原動力になっている気がします。