ロング・スティで思うこと(2010)

ロングスティの食費

 ハワイのレストラン代金は意外に高いのでは、と思うようになった。物価が安いとか、ロングスティに向いているとかいろいろ言われているが、日本がデフレになり飲食店の料金が下がったせいか、ハワイは安いという印象はほとんどなくなった。

 例えば夕食時にちょっとしたランチを食べようとすると、アーリーバードで$10弱である。これに飲み物をつければ10数ドル。アルコールが絡めばすぐに$15ぐらいになってしまう。チップが15%だから約$2。合計$17。日本円なら約2000円だ。

 デニーズやロイヤルホストで定食以外の食事をするのとほとんど変わらない。ましてや数々のガイドブックで絶賛されているようなレストランはもっと高額だ。その上我々日本人が好む和食はさらに高くなる。

 これを避けるためには外食ならプレートランチだ。確かに値段的には$5前後からあるので便利だが、日本人好みのプレートランチは、店も種類も限られているので長期間だと飽きるだろう。毎日チキンとビーフと海老ではたまらない。もっともプレートランチは量が多いのがありがたいとは思う。

 朝食はどうだろうか。有名なエッグスンシングスのアーリーバードスペシャルは今年$3.75だった。これに飲み物が付いて$5.5。チップが$1なら$6.5。日本円で800円弱。高い朝食だと思うのだがどうだろうか。日本の山田ウドンあたりでは数百円で朝定食が食べられる。牛丼やさん然りである。

 これらの高額?な飲食代を避けるには、自炊しかない。そこで今度はスーパーの価格を考えるわけだが、さすがに対象物が多すぎて、具体的に書けない。

 一般的な印象として、野菜は日本と同程度、果物はハワイ、肉もハワイ、魚は日本に軍配が上がりそうだ。なかなかロングスティの道も、きちんと財政面まで考えると厳しい感じがする。


ロングスティの滞在場所

 今年の旅行では、ロングスティに備えてハワイの滞在先に関心もって生活していた。ワイキキのバニヤンあたりで標準的な1ヶ月の滞在費用は日本円で20万円前後だろう。これは正直言って高すぎる。

 これを減らすためには部屋のグレードを落とすしかないが、あまり落とすと景観が悪くなるのは間違いない。しかもどんなに落としてもバニヤンでは15万円ぐらいが限度だろう。

 とすると次は建物を変えるしかない。そう思って改めてバニヤンを眺めると、たしかに立地条件は非常に良いが、観光客が多いので常に騒々しい雰囲気を逃れない。

 住むという感覚に浸るためには、もっと静かな環境で買い物に便利な場所が良い。ビーチが歩いていける距離にあって、さらに近くに散歩コースがあれば申し分ない。

 そう考えてみると、アラワイ運河に近いコンドミニアムはこれまで考えていた以上に良い条件であるような気がしてきた。

 つまりフードパントリーに近く、運河沿いに散歩できビーチやバス停も近い。観光客は少なく、落ち着いた雰囲気で家賃もクヒオ通りやカラカウア通りの物件に比べると少しばかり安いようだ。山側の景観も夜は素晴らしい。唯一の難点は夜の安全性だろう。

 同様にダイエー近辺やワード近辺の物件も考慮に値しそうだ。この辺はアラモアナビーチパークが近いので、バーベキューやスイミングに事欠かないし、いろいろな買出しにも便利である。ワイキキ近辺を離れるとしたときの候補は、第一がカイルアまたはラニカイ、第二がカネオヘ、第三がハワイカイという感じだ。


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