バニアンでの失敗談

避難訓練?

 一つ目の失敗談はバニアンにチェックインして、スーツケースを部屋に運び込み、寝不足の目をこすりながらようやく一段落したとき火災警報が響きわたったこと。慌ててラナイに飛び出し周囲を見回したのですが、煙も火災も見えません。

 しかし警報は一向に鳴り止まず、下を見ると外人さんが大勢入り口付近に集まっているのが見えました。こりゃ、もしかしたらこちらからは見えないだけで、裏側では火がぼうぼう燃えているのかも、と思い運び上げたばかりのスーツケースを持って、エレベーターは使えないと判断して(思いこんで)汗だくになっておよそ20階分の階段をひたすら降りました

 しかしながら地上には消防車がいるものの、何ら消火活動はしていません。いったい何だったんだ。怒りを覚えましたが、英語が不安なので周囲の人に聞くわけにも行かず、ぶつけどころがありません。

 後になってたぶんこれだ、と考えついたこと。それは避難訓練。その気になってよく見るとエレベーターの横に、どうやら消毒やら避難訓練やらの張り紙が貼ってあります。でもみんな英語で書かれているので、注意しないとよくわからないのです。


火災報知器作動

 二つ目は、我々自身が実際にやってしまったことですが、ステーキ等を焼いていて、煙が部屋に充満し、それが煙感知器を作動させてしまったこと。この音はなかなか激しい。隣近所に響きわたります。一種の火災警報だから当たり前ですが。

 注意して聞いていると、結構あちこちの部屋で鳴らしていることがわかります。たいがいすぐに気が付いて窓を開けて煙を追い出すので大事にはいたりませんが、煙を追い出すのが遅れると消防車が来てしまうようです。

 だいたい換気扇の能力が弱すぎます。高層ビルだからしょうがないのかもしれませんが、それならそれで煙注意ぐらいの張り紙はして欲しいと思います。

 それ以来バニアンでステーキを焼くときは、中層階のレクリエーションデッキにあるコンロで焼くことにしました。これならいくら煙を出しても文句は出ないし、だいいち気持ちがいいです。ただしコンロ使用には若干のお金が必要です。


トイレの水詰まり

 バニアンでの三つ目の失敗談は、トイレが詰まってしまったこと。身に覚えはないのですが、大をした後紙を使いすぎたのか、水を流すとちっとも流れていきません。時間が立てば少しずつ水が減るようですが、肝心の自分自身の排泄物が水中に漂ったまま。

 下手にさらに水を流すと、部屋に溢れてきそうでそれもできません。何回かに分けて水を流してみましたがどうもうまくいきません。

 しょうがないので、意を決して、手近にあった洋服掛けの針金を細くして、鼻をつまみながらトイレの中に突っ込み、ひたすら押したり引いたり。それでもうまくいかずまいりました。

 結局何が悪いのかわからないまま、何かいたずらをした子供のように、ツアー関係者に申し出ました。こちらは恐縮して申し出たのですが、向こうはいつものことですよ、ぐらいの笑顔で気軽に「直しますよ」と返事。

 他人の大が漂っているところで、本当に直せるのか、と半信半疑に思いつつ現場には立ち会いたくなかったので、外出しているのでよろしく、と言い添えてビーチに出かけてしまいました。(修理の人ごめんなさい)

 外出先から帰ってみるとたしかに直っていました。どうやったのかはまったく不明。でも雰囲気として、結構この手の苦情は多い、と感じました。


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