ウクレレの教則本

 さて、というわけで、チューニングからウクレレの持ち方、右手の動き、左手のポジションなんかについて、初めてウクレレを弾こうとする人が悩みそうなことを、自分の経験を通して書いてみました。

 しかしまあ、つまるところ、楽器の上達というのは1にも2にも練習しかないわけです。もちろん練習を効率的に行う方が、上達の近道だと思いますが、教えてもらえる先生がいなければ、これはもう教則本を買ってきて、自分でやるしかありません。

 さすがに高校時代や学生時代のように、ひたすら練習なんて事は出来なくなりましたので、毎日か1日おきか、ともかく継続していれば少しずつうまくなるのかなと思っています。

 実際、ハワイでウクレレを買ったときは、音階のドレミファソラシドも分からなかった状態ですが、今は音階ならほぼ間違いなく弾くことが出来ます。その意味でも少し上達しました。

 この先どれだけ続けられるか分かりませんが、とりあえず来年、ハワイに行けたらコミュニティセンターのウクレレレッスンに参加したいので、それまでになんとかある程度弾けるようになっていたいなと思っています。

 また出来れば「コアロハ」のパパさんにまた会って、このくらい弾けるようになったよ、と報告できればいいなと考えていますが、これは結構大変かもしれません。

 さて、私が買った、ウクレレの教則本を紹介します。実は購入する前に図書館でウクレレの本を借りてきました。「高木ブー」さんが書いた本でしたが、これはさすがに簡単すぎました。ただウクレレの基本はよく分かりました。

 またハワイでウクレレを買うときに、初心者向けの教則本を1冊紹介して欲しいと言ったところ、「DISCOVERING THE ’UKULELE」というハーブ・オータJrさんとダニエル・ホーさんが書いた本を教えてくれたので買ってきました。

 全部英語なので読むのは辛いですが、絵や写真が豊富なのでハワイにいるときから、これを使って練習していました。この本の最初に出てくる曲が「Amazing Grace」なのですが、ウクレレで弾くとなんとも独特の味わいがあります。

 最初の内は音階を覚えるためにメロディーだけを弾いて、慣れてきたところで、楽譜の下に書いてあるTAB譜という、ウクレレを押さえるポジションの図を見ながら、メロディとコードを織りまぜて弾いています。

 面白いことに、コードの弾き方には、細かい指示が書いてなくて、アップストロークでもダウンストロークでも良さそうです。また親指でコードを弾くのか、人差し指なのかも指定がありません。

 自分で工夫して弾けと言うことなのかもしれませんが、これで良いのかな、と不安になることもありました。その横に英語で上達の近道として、5項目書かれています。

 1.出来る限り毎日練習をすること。2.練習を諦めないこと。3.ゆっくり弾くこと。4.部分部分を丁寧に。5.メトロノームを使うこと。どれも納得です。

 この本には、その他「Hi'ilawa」「Sanoe」「Silent Night」「Hawai'i Pono'i」「Sakura」「Canon」他5〜6曲が掲載されていますが、いずれも弾きやすい編曲になっているようです。

 まさに初心者向きの本のようですので、ウクレレの練習を始めたばっかりで、単にコードをならすだけでは飽き足らない人が、メロディも交えて弾いてみようと思ったとき使えそうな本です。

 今一番力を入れて練習している教則本は、「HAWAIIAN UKULELE METHOD」(ウクレレ・ハワイアン教室)というもので、ドレミ出版から出されている本です。

 模範演奏のCD付きで2100円。高いので買うのを相当悩みました。前半はウクレレの持ち方、チューニング、楽譜の見方等基本的な事が書かれています。

 中間部は伴奏の弾き方が主に書かれていますが、アップ・ダウンだけでなく、ハワイアン特有のリズムの刻み方や奏法について詳しく書かれています。

 後半の最初の方で、ようやく曲に合わせた伴奏が出てきますが、本の構成が親切で、ここまできちんと読みこなして、ウクレレを持ちながら実際に練習してくれば、この伴奏だけの曲はすぐにマスターできると思います。

 ここでは「ブルー・ハワイ」や「マリヒニ・メレ」「ハワイの結婚の歌」等が紹介されています。歌が得意なら、ここまでの練習で、いろいろな曲の伴奏が出来るでしょうから、応用範囲は広いと思います。

 そして最後の部分に、ウクレレ・ソロでハワイアンを弾いてみようというページがあり、ここで有名なハワイアンが14曲ほど紹介されています。

 目下この中の曲を練習中ですが、「アロハ・オエ」や「カイマナ・ヒラ」「ブルー・ハワイ」「バリバリの浜辺で」など、フラダンスの名曲が目白押しなので練習しがいがあります。

 私は歌は下手くそなので、もっぱら演奏主体なのですが、アルコールを入れながら弾いているときは、いつのまにか弾きながら鼻歌になっていて自分でもびっくりです。

 息子の練習を見ていると、やはり一ヶ月程度ではコードを押さえるのが限度かな、という気もしますが、ともかくリビングの片隅に置いてあるウクレレをひょいと持ち上げ、そのまま気楽にかき鳴らすというのが、なんとも気軽でいいです


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