クラマヌ・プレイス、カイコオ・プレイス


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 ダイヤモンドヘッドの南側のダイヤモンドヘッドロードをそのまま進んでいくと、道は三つに分岐します。左に進むとダイヤモンドヘッドを回り込み、KCCファーマーズマーケット方面に戻り、まっすぐ進むとカハラ。ここを斜め右に入るとクラマヌ通りになります。

 このクラマヌ通りをまっすぐに進むと、200mぐらいで右後ろに曲がる道があり、ここがクラマヌ・プレイスと呼ばれている通りです。

 この通りの周辺のスペースに車を停めることが出来れば、ちょっと歩いてビーチに出ることが出来ます。

 周辺は波のほとんどない岩礁地帯で、ちょっと深くなっているところは地元の子どもたちの遊び場にもなっているそうです。水が大変きれいでシュノーケルに向いています。沖合には良いサーフポイントがあるそうですが、シャークに遭遇する確率も高いみたいです。

 ここは地図を見ると確かに車では駐車スペースがなさそうですが、ワイキキからの距離は5kmぐらいですから、レンタサイクルで行くことも可能かもしれません。

 以前は14番バスがこの周辺を走っていたようですが、利用者が少ないのか今はルートが変更になっています。バスルートはここのところだいぶ変わっているようなので、この地区に限らず、ワイキキ郊外に行くときは、「ザ・バス」のサイトでルートを確認しておくことをお勧めします。

 (2013年ワイキキからこの方面を抜けるバスが走るようになりました。ハナウマ方面に行くバスです)

 従って現在この場所にバスで行くためには、ダイヤモンドヘッドの登山口で下車して片道2kmほど歩くのが一番よいかもしれません。暑くなければちょうどよいウォーキングの距離です。

 なお、若干へそ曲がりの私は、あまり観光客が行かないような素朴な景色を見てみたいなといつも思っていますが、場所によっては危険が伴うこともありえます。

 このあたりはカハラに続く地区なのでそれほど問題はないんじゃないかと判断していますが、観光地でもない大通りや海辺を一人でとぼとぼ歩くのは、たとえ白昼のハワイであっても危険であることは間違いないと思います。

 その意味ではやはりレンタカーで近くまで行って駐車するというのが良いような気もしますが、今度はレンタカーそのものを荒らされるという事もあり得ます。

 美しい景色を求めて彷徨うのが好きですが、やはり日本とは違うので、同じ価値観で歩いていると、思っても見ない事故に遭いかねません。ハワイのニュースを読んでいると、毎日のように暴行事件や交通事故、窃盗、誘拐、金品強奪という事件が起きていることが分かります。結局最後は自己責任ですね。

 なお、「クラマヌ通り」から右折せずにそのまま進むと、住宅街の中を一周回って戻ってくる道がありますが、その一番奥に「カイコオ・プレイス」と呼ばれる道があり、この奥に歩いていくと岩場のビーチに出ます。

 ただし周辺に駐車場はないそうで、ローカルの方はこの辺りから海に入り、サーフィンを楽しむようですが、観光客にはちょっと厳しいかもしれません。

 沖合には「Cromwell's」「Duke's」「Kaiko'o's」と呼ばれる有名なサーフポイントがあるみたいです。しかしどうも実感が湧かないので、「kaikoo place hawaii」という語句で検索してみたら、不動産情報がいっぱい出てきました。この辺りにもカハラと同様な大邸宅があるようです。

 面白そうなので一つだけクリックしてみると、土地面積798m2、延べ床面積415m2の物件が出てきました。値段は4495000ドル。日本円で3億7千万。ため息だけです。



ワイアラエ・ビーチパーク


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