デジカメで月を撮影

 デジカメで星座の写真撮影についてまとめましたので、ついでに月や惑星についても書いておこうと思います。月は撮影した方もいるかもしれませんが、かなり簡単に撮影できます。

 用意するのは20倍以上のズーム機能を持つデジカメで、シャッタースピードをマニュアルで調節できるものがいいです。通常のカメラ任せの撮影だと、たぶん真っ白になってしまうと思います。

 クレーターも簡単に撮影することができますが、出来れば半月より細い三日月ぐらいが凸凹がよく分かります。絞りが調節できたらなるべく明るい状態にして、シャッタースピードを早くすると、手持ちで撮影しても、手ぶれ防止機構が付いていますので、割によい写真が撮影出来ます。

 撮影方法は、星座の写真と同様ですが、何か台で固定するのが良いと思います。私はバニヤンのラナイの手すりにカメラをのせてよく撮影しています。ただし落下防止のため、カメラのストラップは首にかけています。

 この方法だと別にハワイではなくても、日本でも撮影できますから、少し日本で練習してからハワイで撮影すると良いと思います。

 以下今年の7月30日にラナイから撮影した月です。



 以下は2010年に撮影したもの。ちょうど半月の時期でクレーターがよく見えます。いずれもカメラは600万画素のパナソニックDMCーFZ7です。

 なお最近のコンパクトデジカメは30倍ぐらいのズームがついているものもあります。これを使えば画像はより鮮明になると思います。また30倍にデジタルズーム等を組み合わせることが出来れば、土星の輪がツノのように見える画像も撮影できるのではと思っています。

 そういったものが簡単に撮影できるようになったら、冬場にオリオン座や牡牛座を撮影するのはひじょうに簡単です。これは日本でも冬なら星がよく見えますから、これからの季節楽しみの一つになるのではないでしょうか。



流星群の観測


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