プライベートレッスン

 我が家の息子は3歳の最後ぐらいで初ハワイを体験し(本人はもちろんほとんど覚えていないと言っていますが)、以後毎年のように回数を重ね、これまで13回ぐらい行っていると思います。(2011年現在)

 その間親の私は「英会話なんて現地で生活していれば自然に耳に入ってくるから必要ないさ」、とず〜っと思っていたのですが、中学に入学し、英語学習が本格的に始まった頃から、本人も英語というものに昔から親しんでいたことを改めて自覚したようで、英語の授業に強い興味を持って臨んだようです。

 私自身は、小さいときから英語を聞いていれば、英語の音感が自然に出来るだろうなとは思っていましたが、本人も今まで耳で聞いていた英語がアルファベットの単語になったことにより、一層英語に親しみを持ったようで、親の趣味が思わぬ効果をもたらしたなと思っています。

 そんなわけで、そこそこ英語に興味があるなら、英会話の勉強でもしてみるかと問いかけてみると、「いいよ」という返事。そうやって初めて経験したのが2009年のプライベートレッスン。中学3年の時だったと思います。

 この時の記録は2009年の旅行記にも書いてありますが、簡単にまとめると「パームズ・イングリッシュ・スクール」でプライベートレッスンをお願いしました。

 どうしてプライベートにしたかというと、一つは前ページのメリットデメリットのデメリットの項目に書きましたが、我が家の息子はかなりシャイなので、グループレッスンではほとんどしゃべらずに終わってしまうだろうということと、中3という年齢がちょっと中途半端で、大人のグループに入るには若すぎるし、小中学生相手の会話教室では物足りないだろうと判断したからです。

 実際にやってみて、講師のナタリア先生が大変明るい方で、初めての英会話に緊張してほとんど口を開こうとしない息子を何とかしゃべらせようといろいろ努力をしてくれたこともあり、終わってから息子ももう少ししゃべりたかった、という感想をもらしていました。

 しかしこの時の教材は、幼稚園か小学生を対象にするような教材で、会話がボロボロだったのは確かですが、教材の内容はちょっと幼稚すぎたかもしれません。

 とはいうものの、息子もこれ以後時々「もっと英語でしゃべってみたい」、ということを口にするようになりましたから、とりあえずハワイで英会話に親しませたいと考えるならば、もちろん子供さんの性格にも寄りますが、プライベートレッスンも一つの選択肢ではないかと思うようになりました。

 ただしプライベートレッスンの場合、場所が問題で我が家は宿泊しているバニヤンの部屋でやってもらいましたので、その間私はラナイでコンピューターをいじっていました。お任せにしてショッピングに出歩くというのはちょっと気が引けました。

 まあこの辺は学校によって場所を確保してくれる場合もあるのかもしれません。またプライベートレッスンの場合は、グループレッスンに比べて、当然授業料が割高になります。

 しかしその分自分の都合の良い時間に来てもらえ、必要とする時間だけ授業が行われるので、4泊6日のツアーの合間でも実施することが可能です。これは大きなメリットだと思います。



向き不向き


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