第9日目 カハラモールで休憩

 結局ブラックポイントと呼ばれる場所で、疲れ切ってウォーキングを諦めて再びバス通りへ。

  だいたいダイヤモンドヘッドを半周したぐらいの距離だと思います。4〜5kmと距離はそれほどでもないのですが、小さなアップダウンがあちこちにありました。次回はその先カハラホテルまでビーチ沿いを歩きたいなと思っています。

 通りに出るとすぐそばにバス停がありましたので、そこで持参した22番の時刻表を見てみると、ラッキーなことにちょうどバスが来る時間帯でした。

 しばらく待っていると、5分遅れぐらいでバスが来たのですが、乗り込んでみると運転席近くまで乗客があふれている満員のバスでした。

 ほとんどがハナウマ湾に向かうお客さんで、「こんなところから変なおじさんが一人で乗ってきてどこへ行くんだろう?」と思われたはずです。

 その後新たにバス停で待つ人もおらず、バスは快調にカハラモールに向かいますが、ブログで書いたようにここで事件が発生。

 乗っている人が多すぎたのか、カハラモールの1.2kmぐらい手前で、「バン!」という大音響がバスの左側から聞こえました。

 乗客は「いったい何の音だ?」と互いに不思議そうな顔をして見交わしています。運転手さんは、そこからしばらく走って見通しの良い場所にバスを停車。

 「ちょっと見てきますので、そのまま待っていて」と言い残して車外へ。数分後再び戻ってきて、英語で説明。

 内容は詳しくは分かりませんが、どうやら「タイヤがパンクしてしまったので走ることができない。交換するスペアタイヤもなさそうで、応援のバスを待つしかない」と言うような内容のことをアナウンス。

 一同大きなため息ですが、特に文句を言う人はいませんでした。

 私は他の人と違って目的地が「カハラモール」なので、「ウォーキングでカハラモールに行くので、ここで降ります」と運転手さんに告げて歩きましたが、ハナウマに向かっていた人は大変だったと思います。その場で降りたのは私一人でした。

 その後そのバスがどうなったのかは不明ですが、カハラに1時間ほど滞在して帰るときにはバスの姿はありませんでした。

 というわけで、つかれきった足を引きずりながら、なんとかカハラモールに到着。先ずは休憩だと思ったので、ジャンバジュースでスムージー。3.9ドルぐらいでした。

 その後1階の店を一巡してフードランドで昼食を物色しましたが、目的のポケ丼はどうやら売り切れ。他に欲しいものは特に無く、結局再びバス停へ。ただフードランド自体はひじょうに人気があるようで、お客さんは多かったです。

 23番バスが来たのでこれに乗り、フードパントリー前で降りて店内を物色。時刻が1時半だったので昼食を探したのですが、どうも食べたい物が無い!

 しょうがないので、再びバスに乗り、いつものコーヒービーンでターキーソーセージブリトーとアイスコーヒーを買って部屋に戻り昼食。金額は7.5ドルで高いのですが、ブリトーは意外においしくて軽食にぴったりだなと感じました。

 その後は旅行記を更新して、決まりの昼寝です。起きたら3時過ぎで、翌日が帰国ですから、とりあえず仮のパッキング。

 詰め込んでみると、予想通り持参したスーツケースには到底お土産が入りきらないということが分かりましたので、布製のサブバッグを取り出し、こちらにガイドブックや持参した文庫本、コーヒーやナッツのお土産類を入れて重さの調整です。

 あれやこれやと片付けているうちに5時になったので、身支度。この日は「ハウス・ウイズアウト・ア・キー」で夕方からカクテルを飲みますと掲示板で宣言していました。

 アロハシャツを着て、長ズボン。タウンシューズを履いて、少しだけ自分なりに服装に気を使いました。5時15分に部屋を出ました。



ハウス・ウイズアウト・ア・キー


2015年 8月ハワイ旅行記


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