第1日目 チェックインに悪戦苦闘

 ワイキキラナイズに至る途中の道の両側には2〜5階建てぐらいの低層のアパートがあちこちにあり、ちょっと知られざるワイキキを見た感じです。

 またスカイタワーを初めとする高層コンドミニアムもいくつかあり、全て居住用のようですが、バケーションレンタルの物件もあるのではと感じました。

 クヒオ通りを走る車の音が聞こえてきますが、100mほど離れているので、ほとんど気にならない静かな環境です。ワイキキ中心部とは思えません。

 というわけで、先ずはオーナーの指示があった「ロックボックス」を探します。駐車場の一角だと言うことで、これはすぐに発見。しかしここからが大変でした。

 ロックボックスというのは、鍵が入った大きな鍵のことで、オーナーから教えられている暗証番号を合わせると、小さな箱が開いて、その中に部屋の鍵が入っています。

 というわけで、先ずは該当のロックボックスを探しますが、それが壁一面に100個近く掛かっています。

 どれも同じような格好をしていて、部屋番号順に並んでいるわけでもないので、オーナーの名前が書かれたものを1個ずつ順に探していきます。

 全部で4段ありましたが、上から順に探して一番下の段で発見。そのくらい教えておいてくれても良いのにと思いました。

 しかしとりあえず発見できたので、暗証番号を入力。パカッと開くと、中に鍵が「ない!」。つまり部屋にはもちろん、コンドミニアムの建物にも入れない。

 これにはびっくり。やはり到着が早過ぎたかとしばし悩みました。時刻は10時半過ぎ。しかしオーナーからは11時前後にクリーニングが部屋に入っていると聞かされていたので、「そうか、クリーニングの人が部屋にはいるために鍵を使っているのか」と納得。

 そこでどうやったら部屋の人と連絡が取れるんだろうと思い、コンドミニアムの入り口に回ると、左手に何やらインターフォンみたいな物があって、英語で使い方が書かれています。

 部屋番号等の入力で、そこから部屋に連絡出来るみたい。というわけで、部屋のクリーニングさんに連絡を取ろうと思い、手順通りに番号を押していくと、出てきたのが若い男性の声で、いきなり「オーナー?」と聞いてきます。

 もちろん違うので、「いや違う。私は今日からこの部屋に宿泊するゲストだ」みたいなことを何とか説明。

 説明しながら気がついたのですが、要するに先客がまだチェックアウトしていないということでした。鍵がないのが当たり前です。

 向こうもびっくりしたようで、「分かった。もうちょっとあとで来てくれ」というので、「分かりました」というしかありません。

 で問題はそこからどうするかですが、結局スーツケースを持ち歩きながら移動せざるを得ません。もちろんその場でじっと待つのも良いのだと思いますが、いつまで待てば良いのか分からず、しかも待つようなロビーと思われる場所も建物の外ですから何もありません。

「いやす夢」店内
「いやす夢」店内

 旅行直前になって、一回り小さいスーツケースに変えて良かったなとつくづく思いました。

 再びスーツケースを転がしながらクヒオ通りに出て、どうせなら早めの昼食にしようと考え、結局「いやす夢」で食べようと決定。ここでついでに時間つぶしです。

 おにぎりを2個と飲物を頼んで4.83ドル。ハワイの物価高を実感しながら、それでも味はよいので、あっという間に完食。

 11時半になったので、もういくら何でもチェックアウトしただろうと思い、再度コンドミニアムへ。しかしロックボックスを開けるとまたしても鍵がない!。

 しょうがないので再度インターフォン。しかし今度は誰も出ない。「いったいどうなっているんだ?このまま正式なチェックイン時刻の3時までここにスーツケースと一緒にいるしかないのかと思いつつ、ひょいと入り口から中を覗くと、すぐ脇にセキュリティのおじさんがいたので、声をかけて、「中に入りたい」と告げます。

 たまたま中から出てくる人がいたので、そのまま隙間から中に入り、おじさんに「今日から泊まるんだけど、スーツケースだけ預けたいんだ」と伝えると、「クリーニングが来ているから、そのまま行って良いよ」と言います。


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