![]() |
ハナウマ湾を取り巻く山の上から 遠くに見えているのはモロカイ島? |
![]() |
ハナウマ湾を取り囲む外輪山先端付近から ダイヤモンドヘッドとワイキキ方面 |
前ページで陸地から鯨を見るとしたらどこが良いのかということをまとめましたが、ハワイに来る欧米人はどこへ見に行くのかなと思い、英語で検索してみました。
するとトリップアドバイザーのページに、同じ質問が英語で出ていて、それに対して10数人が回答を寄せていました。
順不同で場所を書くと、やはりダントツで多いのがマカプウトレイル。そしてマカプウに行く途中のハロナブローホール。ここは駐車場もあり便利な場所ですが、鯨の時期は混みそうです。
さらに私が良さそうだと思っていたハナウマ湾周辺の尾根筋(外輪山の稜線)。ダイヤモンドヘッドの麓にある灯台付近も、ガイドブックには出ているそうですが、情報提供者はそこからは見たことがないと書いています。
オアフ島西端のカエナポイント。歩くのがしんどそうです。ワイメアベイやシャークスコーブ近辺。
やはり海が見えるところならどこでも可能性がありそうです。ただし陸地に近づいてくる鯨は少ないみたいですから、双眼鏡は必携です。
当然ながら野鳥観察と同じで、ある程度がんばってその場所で待機しないといけないと思うので、そういった準備も必要かもしれません。なお情報を書いていた人のほとんどが東海岸のマカプウを推薦していますので、軽い三脚持参で待機でしょうか。
こう見てくると、やはり船に乗るのが一番手っ取り早いようにも思えますというわけでオプショナルツアーについても調べてみました。
ネットで検索すれば良いだけなので簡単に出来ますが、最初に出てきたのがディナークルーズでも有名な「Atlantis NAVATEK Cruises」というサイトで、日本語です。
ツアー実施期間は12/20〜4/19で、航行するのはワイキキからダイヤモンドヘッドを回り込んだカハラ方面まで。クルーズの時間が昼の12時から2時半までの2時間半。
説明には95%以上の確率で鯨と会えると書かれていますが、距離は不明です。遠くのほうに潮吹きが一回見えても、一応「見えた」ということになるのかなという気もします。
料金は74ドルですが税金等が加わって実質80ドル。この中にビュッフェランチ代も含まれているそうです。
さらに9時から11時までのモーニングクルーズというのもあって、こちらは飲み物しかついていませんが47ドル。実質50ドルちょっと。私ならたぶんこれを選ぶと思います。
ちなみに船は結構大きな双胴船ですから、揺れはかなり抑えられていると思います。ただしダイヤモンドヘッドを回り込むと、貿易風がひじょうに強くなりますので、結構波は荒いです。
どのくらい荒いかを事前に知りたければ、先ずワイキキからカタマランに乗ってみることをおすすめします。カタマランクルーズはダイヤモンドヘッドをちょっと回りこんだあたりで帰ってきますので、強い波を体験するのは10分ぐらいです。
ホエールウォッチングの場合は、さらにその先まで航行するようですから、波はさらに高くなるはずです。私はその昔2回だけ、ケワロ湾からこの方面にトローリングに出かけたことがありますが、風の強い日はさすがにちょっと辛いなと感じました。
それでも鯨が見えれば気持ちは高揚。船酔いは吹っ飛ぶかもしれません。